JICA海外協力隊の世界日記

HOLA PARAGUAY

静かなリゾート...カルメン・デル・パラナ市の魅力 (担当:向井)

こんにちは森松です。

今日は向井さんの投稿です。

はじめまして!カルメン・デル・パラナ市の向井歩です。

2019年の8月からパラグアイに赴任し、半年が経ちました。

酪農家訪問を通して、地域の酪農家の生産技術や組織力などを高めるというのが私の活動目標です。

現在は、酪農家さんへの定期的な訪問が実現し、それぞれの抱える問題点が見えてきて、

やっとスタートラインに立てたかな、というところです。活動については、追々詳しくご紹介します。

今回は任地についてご紹介します。

任地カルメン・デル・パラナ市や、他の隊員の活動する3市は、いずれもイタプア県(画像の赤い部分)にあります。

首都アスンシオン(★)から、約300km、バスで約7時間ほどです。

カルメン・デル・パラナ市の特徴は、何といっても静かできれいなビーチ!

と言っても、パラグアイは内陸国で海がありません。海のようにみえるのは実は川で、その名もパラナ川といいます。

人口一万人以下の小さな市ですが、12月から2月いっぱいまでの夏の間は、国内外からたくさんの人が訪れ、休暇を楽しんでいます。

1枚目の写真は、ビーチ沿いの遊歩道です。

等間隔にベンチが並んでいて、テレレ(冷製マテ茶。パラグアイを代表する国民的飲料)をするのにうってつけの場所です。

私も休みの日には、こちらの家族や友達と一緒にビーチに行って、テレレを飲みながらおしゃべりしたり、川で泳いだりしています。

また、天気のいい日は真っ赤な夕陽が見られ、ビーチの景色と相まって、この景色を誰かに自慢したい…と思うほどです。

日本ではなかなか味わえないゆったりとした時間で、すっかり任地の魅力に取りつかれてしまいました。

現在は、帯広畜産大学の学生4名が短期ボランティアとして、カルメン・デル・パラナ市に滞在し活動しています。

早朝から各市の酪農家を訪問し、データ収集を行い、

プロジェクトの進捗状況を取りまとめるのが大きな任務である彼らは、到着したばかりでまだ慣れないスペイン語に四苦八苦しながら、充実したパラグアイ生活を送っています。

学生たちのパワフルさを分けてもらいながら、学生時代の春休みをこんなに素敵な場所で過ごせるなんていいなあ…と羨ましく思っています。

短期隊員の活動は、3月下旬までの約1か月間。彼らのサポートも私たちの仕事の一つです。

また、1年先に活動を始めた長期隊員2名と合計4名の長期隊員フルメンバーで一緒に活動する最後の月でもあります。

次回は、任期を満了し、帰国される先輩隊員の記事です。お楽しみに!

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