2020/11/26 Thu
文化 生活
今も続けるパラグアイの習慣
こんにちは!久しぶりの投稿です!
2019年度1次隊パラグアイのイタプア県エンカルナシオンで活動していた森松沙紀です。
私たちボランティアは、任期中に新型コロナウィルス感染拡大の影響のため、今年2020年の春に日本に一時帰国をしました。
現在はそれぞれ地元や職場で、派遣国の人たちと連絡を取り合いながら、スペイン語の勉強や地域への活動に参加するなどして、再赴任できる日を待っています。
私は日本に帰ってきて続けている習慣があります。それはテレレです。
テレレはパラグアイの文化の一つで、冷たいマテ茶のことを指します。写真のように、グアンパ(ウシの角や木などでできたコップ)にイエルバ(茶葉)を入れて、ボンビージャ(先に穴の空いたスプーンのようなストロー)で飲みます。寒い日には、同じように温かいマテ茶を飲みます。
テレレの味は、最初はとても苦いです。でも、飲み続けるうちに少しずつ苦さは薄まり飲みやすくなります。このほのかな苦味と鼻にスッと通るイエルバの香りが大好きで、日本でもテレレを飲んでいます。
パラグアイの人たちはテレレを愛しており、だれもがこのテレレセットを持っています。友達や家族と話す時はもちろん、仕事中や病院、バスの中でもテレレを飲んでいます。
パラグアイでは、家族や友達とテレレを飲むときは回し飲みをしていました。しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、今では「回し飲み」の習慣が自粛となっています。私のホストファミリーは各自でテレレを飲んでいるそうです。
世界では新型コロナウィルス感染拡大のペースが上がっており、深刻な状況が続いているため、いつ再赴任できるか分かりません。ですが、今回の一時帰国でパラグアイから離れて実感したパラグアイの良さ、また日本に戻ってきて改めて感じた日本の良さを知りました。日本でできることを模索し、次に繋げられる活動ができたらと思います。
日本もだんだん寒くなってきました。みなさんもお身体に気をつけて!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
それではまた。森松でした。
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