JICA海外協力隊の世界日記

HOLA PARAGUAY

一時帰国中の活動

 こんにちは!2019年度1次隊でパラグアイのエンカルナシオンに派遣され新型コロナウィルス感染拡大の影響で、現在一時帰国中の森松沙紀です。 

 私たちJICA海外協力隊は2020年の4月に日本に帰国しました。今回は、一時帰国中の活動について紹介したいと思います。

 まず、帰国後も続けているスペイン語の勉強について紹介します。渡航再開後にパラグアイに戻ったとき、ホームステイ先の家族や配属先の人たちと、今までよりもっと話せるようになるために頑張っています。ありがたいことに、JICAから待機隊員向けに語学オンラインレッスンが提供されており、定期的に参加してスペイン語を話すようにしています。また、本来ならパラグアイで受ける予定だったスペイン語検定試験を11月に広島県で受けました。結果はまだ出ていないのでドキドキしています。

 6月から8月は実家の近くで米の苗を、9月はナスの苗を作るアルバイトに従事しました。この夏も暑い日が続きましたが、元気よく育って多くの農家さんのもとへ苗が出荷されました。写真は今年育てた米の苗です。

 10月からは、シクラメンやビオラなどの花を育てるアルバイトに従事し、地元愛媛県の農業について知る良い機会となりました。また地域の農家さんやアルバイト先の方々に、パラグアイやJICA海外協力隊の活動を紹介し、関心を持って頂くことができました。

 11月には、私たちのように日本で待機している隊員を対象に、広島県因島で開催された研修に参加しました。この研修は耕作放棄地の課題解決を目指して行われ、耕作放棄地を多くの人に知ってもらうため、耕作放棄地で収穫したみかんも使い、しまなみ海道を行き交うサイクリストにみかんの生搾りジュース作りを体験してもらうイベントを開催しました。また、イノシシ猟を行っている女性の方とお話をする機会もあり、高齢者の猟師が増える中、自然と人との生活を取り持ち、その技術を現代に引き継ぐ彼女の姿はとても素敵でした。因島では多くの人と関わることができました。この研修で感じ、学んだことを今後に活かせたらと思います。

 今年も残りもう少し!みなさん、今年何かやり残したことはありますか?自分はいつかはやると決めた部屋の掃除ができていません。今年中には片づけたいと思います!それではみなさん、良いお年を~。森松でした!

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