JICA海外協力隊の世界日記

HOLA PARAGUAY

活動を振り返って

こんにちは、森松です!

今月末で任期満了を迎えるため、これが最後の投稿となります。

パラグアイに向けて出発した20198月、あの時は20213月までボランティア活動を全うすることを信じて疑わず、任期満了まで日本に帰れないと思っていました。まさか、新型コロナウィルスによる感染拡大で、このような状況となり半年で日本に帰国することになるとは

現地での活動や生活・文化についても、リアルタイムでお伝えできたら良かったのですが、お伝えできなくなりとても残念です。

しかしながら、パラグアイで生活した半年間は日本では得難い素晴らしい時間でした。

私が青年海外協力隊に参加した理由は、実際に協力隊で活動していた大学の先輩たちの話を聞き、自分も学んできた畜産学を活かし、パラグアイの酪農の力になりたいと思ったからです。

実際に現地で活動してみると、なかなかうまくいかず落ち込むことや、自分が思っていること、やりたいことをうまく伝えることができずモヤモヤすることもありました。

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それでも、パラグアイの家族や同僚達は私が伝えたいことを真剣に聞いてくれ、理解できるまで話をしてくれました。

彼らに何度心を救われたか

短期間ながら、毎日少しずつお互いの考え方について知ることができたと思います。

もちろん、協力隊の友人やJICA職員の方の支えもあり、心が折れることなく活動ができたと思います。

パラグアイの酪農を改善、向上させるという本来の目的を果たすことはできませんでしたが、ボランティア活動の基礎となる人間関係を作ることの大切さを体験し学ぶことができました。

4月からは帯広畜産大学に戻り、大学院で「繁殖学」を専攻します。考え方の違いを尊重しながら繋がりの輪を広げ、私にできる方法で、国際協力に貢献したいと思います。

いつも読んでくださりありがとうございました。

それでは、森松沙紀でした。

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