JICA海外協力隊の世界日記

海の声が聴きたくて

Agriculture Fair

アッサラーム・アライクン!!(こんにちは)

しばらく更新できていませんでした。

今回はモルディブの農漁業省のイベント「フードフェアー」についてご紹介します。

年に一回、首都のマーレで開催されるイベントへ参加してきました。

このイベントはモルディブの農業関係の会社や加工食品の会社などがそれぞれのブースで展示、販売しています。

私の配属先である「ECO-YOUTH」は農業教育を目的とした内容のブースを出展しました。

ペットボトルを再利用し、播種から発芽まで簡単にできるペットボトル栽培の展示やモルディブの狭い環境でも栽培しやすい水耕栽培装置の展示を行いました。

配属先は「JICA草の根技術協力」の援助もあり日本の水耕栽培装置が導入されています。

今回は日本の専門家の方々も一緒に参加しました。

(1枚目の写真は配属先のメンバーです。ペットボトル栽培について説明しています)

フェアー前日は会場設営の準備だったのですが、これはモルディブ人あるあるで日中はあまり活動しません。暑いからかな?

モルディブ人って夜から活動します。もう少し早く準備始めればいいのにと思いながら眠気をこらえ運搬や設営を行いました。

フェアー中はたくさんの人で賑わいました。みんな水耕栽培装置やペットボトル栽培に興味をもってくれました。

何度か私も栽培法や水耕栽培装置の仕組みについて説明する時間があり、ディベヒ語で挑戦しましたがやはり難しいですね。

説明しきれない時は配属先のメンバーが助けてくれました。もっとディベヒ語勉強しなければ。

(2枚目の写真はディベヒ語で説明している私です。うまく伝わらず困っている時の一枚です。(笑))

私が一番興味をもったブースは「Maafahi」という島で栽培しているシーガルグループとういう会社です。主にレタスを栽培し、首都のスーパーやリゾートへ販売しています。

他のスーパーに置いてあるレタスとは全然質が違います。

従業員はバングラデシュ、インド、スリランカ、ネパール人とたくさんの労働者を雇っているそうです。

さらに機械を導入して生産しているため効率良く栽培している印象を受けました。

モルディブで野菜栽培の可能性、どうすれば輸入野菜に勝てるのか?

今回のフードフェアーではたくさんの収穫がありました。

(3枚目の写真はMaafahiという島で栽培されているレタスです)

それでは次回をお楽しみに!!シュクリヤー(ありがとう)

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