JICA海外協力隊の世界日記

Jの日々 in デリー

動物王国

ナマステー!

動物王国と聞くと、多くの方は、ムツゴロウさんの築いた王国を想像されるかもしれません。

しかし、インドは、街中が動物王国と言っても過言ではありません。インドに来る前は、牛が道を歩いている程度を想像していたのですが、牛は、もちろんのこと、山羊、羊、鶏、猿、豚、犬、猫、リスと様々な動物たちが歩道、車道を堂々と歩いていたり、寝ていたりいます。インドに来た当初は、かなり衝撃を受けたのですが、今は、道で動物を見つけることが楽しみになってきています!!動物園に行かずして、動物を身近で観察できます。

ただ、管理されていない動物がほとんどで、狂犬病等の感染症の危険もあるため、ある程度の距離をとって、日々観察しています。

インド人の友人や同僚になぜ、動物が街に多いのか理由を聞いたところ、猿、牛などは、ヒンドゥー教で神聖化されており、、大切にされているとのこと。他の動物については、かわいそうだから、誰かが餌付けをしており、数が増えていると言っていました。こんな考え方や動物と共存する生き方の根底には、人々が大切にしている信仰が深く結びついていることを感じ、インド人の信仰心の厚さ、さらに、人のみならず、動物も大切にする温かい気持ちを感じます。

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