JICA海外協力隊の世界日記

南の国で燃え尽きることができるかも

パプアニューギニア初の日本語能力試験(JLPT)

 パプアニューギニアで初めての日本語能力試験(JLPT)が実施されます。去年までは、オーストラリアのブリスベンまで行かないと受験できませんでした。日本大使館、日本語教師等で実行委員会を作りました。JLPTの運営経験者はおらず、監督経験者も私だけなので、手探りで準備が進められています。

 3月9日にはテレビ、ラジオ、新聞の記者を招いて、プレスリリースをしました。2時間の授業の空き時間を使って、4人の学生と私の車で日本大使館に行きました。デモンストレーションとして、学生が願書を提出する所を記者たちに撮影してもらい、琉球大学への留学経験者と予定者がいたので、そのことも発言できました。

 4月3日までが願書受付期間で、試験は世界同時に75日に実施されます。留学経験者の3人と学習2年目クラスの5人はすぐに願書を書き始めたのですが、初心者クラスの学生の反応は鈍いです。日本語学習を初めて1ヶ月も経っていないので、無理もありません。実際、75日時点では過去形も学習してないし、漢字もほんの少しなので、一番易しいN5の合格は不可能です。しかし、6月は大学の授業がありません。「JLPTのための特別授業をする。これに参加すれば、日本語能力が飛躍的に向上する」とはっぱをかけています。

 さあ、何人が受験し、どれくらいの割合で合格するでしょうか?100%合格させるつもりで指導します。

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