JICA海外協力隊の世界日記

南の国で燃え尽きることができるかも

ソゲリ国立高校

 首都から車で1時間くらいのソゲリ国立高校に行ってきました。ここには、仙台育英高校と契約している日本語教師がいらっしゃいます。仙台育英高校とソゲリ高校は姉妹校提携を結んでいます。

 訪問者はシニア海外ボランティア3名(農業機械、コンピューター技術、私)、そして、日本から来られた東京の日本語教師の合計4名です。

 校内がきれいです。パプアニューギニア大学よりも丁寧に管理されているように思います。この写真は日本語教室です。仙台育英が資金を出して3年前に建設されたので、特にきれいです。

 ソゲリはJICAが整備したトレッキングコースがある国立公園もあるので、よく来ます。

 11年生の授業を見学しました。「一歳(いっさい)」、「十歳(じゅっさい)」などの数詞+助数詞の語形変化の授業でした。パプアニューギニアの高校には、912年生の4学年が在籍しています。

 12年生のクラスでは、日本人各自の紹介、ひらがなカルタ、伝言ゲーム、ビンゴゲームをしました。

 コンピューター技術者が来るということで、学校のIT担当者から「生徒、教員それぞれの1日のインターネット使用容量制限設定」をしてほしいという要望がありました。1時間ほど、相談に乗っていましたが、すぐにできることではなかったようです。ちなみに、パプアニューギニア大学の教員インターネットには1日の使用容量制限はないようです。使用容量は記録されていますが、今まで制限されたことはありません。

 残念ながら、現在、ソゲリ高校出身者はパプアニューギニア大学で日本語を履修していません。学部学科によって履修しにくいという事情があるかもしれません。実際、日本語履修者の大半は言語学科の学生です。また、2年間日本語コースが中断していたので、知らない学生も多かったかもしれません。今日は、琉球大学と早稲田大学への留学等、かなり宣伝しました。来年2月の新学期にどうなるか、楽しみです。

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