2020/11/05 Thu
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パプアニューギニアの就職事情
2019年の初心者クラスで一番成績が良かった学生、シャリーナ・パリオウです。最初の授業で、名札を作ってもらった時の写真です。日本語のクラスは、大学の学年は関係ありません。学習1年目の学生は、1年生でも2年生でも同じクラスです。彼女は4年生でした。日本のアニメをよく見ているそうです。また、2年前の交流プログラムで、1週間ほど日本に行きました。
2020年になって、日本の商社・双日のパプアニューギニア事務所所長から、「いい学生を紹介してほしい」との話がありました。すぐに、シャリーナの顔が浮かびました。彼女であれば「もう既に、就職が決まっているかもしれないなあ」と思いましたが、彼女にその話をして、大学の総合成績も聞きびっくりでしたが、すごくいい成績でした。日本では引く手あまたの成績ですが、まだ就職は決まっていませんでした。また、明るい性格だったので、自信を持って推薦しました。彼女は面接を経て、採用されました。双方ともに満足してもらえました。彼女のような優秀な学生でも、すぐにフルタイムで就職できるとは限らないので、パプアニューギニアの就職事情の厳しさを知ることになりました。パプアニューギニア大学の卒業生で、すぐに就職できるのは1~2割だそうです。
「所長や同僚もいい人たちで、楽しく働いています」と言っていました。
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