JICA海外協力隊の世界日記

南の国で燃え尽きることができるかも

現地人日本語教師が誕生するかも

 健康診断のための一時帰国をしています。日本にいますが、ネタはたくさんあるので週1回程度のアップを続けていきます。

 現地人日本語教師が誕生しそうです。アイリーンというパプアニユーギニア大学卒業の女性が、在パプアニューギニア日本国大使館を就職希望で訪問しました。大使館には「空き」がなかったのですが、大使館の人がたいへん気に入り、琉球大学留学経験があることから、「日本語教師にならないか。日本で研修できる制度もある」とアドバイスしてくださいました。確かに、面接で好印象を持たれそうな人物です。

 日本での研修に申し込むには、6か月以上の教師経験が必要です。私の所で教師経験を積めないかと相談がありました。私は大歓迎ですが、大学に雇用されなければなりません。大使館の人たちと私で、学部長と学科長に話しました。たいへん好意的で、すぐに面接をしてくれました。

 面接後、本人から聞いた話です。

「非常勤のアシスタントティーチャーとして働けそうです。同時に、私はhonors degreeを取得するための勉強をします。その後、大学はフルタイムで雇用するかどうか、検討してくれます。」

 したがって、次のような計画になります。

2020年2月から、非常勤の日本語教師として授業を担当します。(たぶん、週4時間)

同時に、honors degree(学士と修士の中間みたいな資格のようです)のために勉強する。

2020年12月 国際交流基金日本語教師基礎研修に応募

2021年初め頃 honors degree取得

2021年9月~2022年 2月 日本で日本語教師基礎研修

帰国後、大学にフルタイムで雇用される可能性あり。

 大学は以前、「修士の資格がないと雇用できない」と言っていたのですが、条件が緩和されることに文句はありません。JICAボランティア派遣中断のたびに、日本語講座も中断していたパプアニユーギニア大学も、やっと安定して日本語講座が継続される見通しができました。

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