JICA海外協力隊の世界日記

ヒマラヤの日本語教師あいじ

日本文化紹介を行いました

みなさん、こんにちは。

北インドのデラドゥンも、だいぶ暖かくなってきて、
昼間は半袖で過ごせる日も出てきました。


今回は、2月中旬に行ったイベントについて書きたいと思います。

現在、インドにはJICAの日本語教育ボランティアが私を含めて5人います。
今回は、そのうちの4人がデラドゥンに集合し、
ドゥーン大学の学生に日本文化の紹介と、
教師向けに日本語の教え方についての勉強会を行いました。

今日は、イベントで行った、
風呂敷、切り紙、書道の3つのワークショップを紹介します。

風呂敷は、インド綿を使ってみんなで練習。
布1枚を鞄に入れておくだけで、色々なものが運べることを発見し、
学生はとてもびっくりしていました。

そして、切り紙。
こちらは、どの学生にとっても初めてでした。
折り紙を切って使うということに、「もったいない」と抵抗を覚える学生もいましたが、
ワークショップが始まると、みんな真剣に取り組んでいました。

細かい作業が多く、沈黙の中での作業になりましたが、
ワークショップ後に学生に感想を聞くと、
「切るだけで、こんなにきれいな模様ができるなんて面白い」、
「開けるまで形が分からなくてドキドキしたが、開けたときとても感動した」
と言っていました。

書道は、大学で何度か講習会を行っていますが、
今回は、「努力」「平和」「印度」「合格」など、いつもより難しい漢字に挑戦することができて、
とても有意義な時間になったようです。

半紙に2文字書くのは、初めてでしたが、
みんな一生懸命練習して、バランスよく書けていました。

海外で日本語を学ぶ学生は、日本で日本語を学ぶ学生と違い、
日本の文化に触れることが限定的です。
任期中に、このような日本文化を学ぶ機会を多く提供していきたいと思います。

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