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年に1度、女性省主催のNational Women's EXPOが開催されます。去年は11月でした。

そこにはフィジー全国４地域から各100名ずつ選ばれた女性たちが自らの作品（バッグ、服、アクセサリー、マットなど）を持参してお披露目、そして来場者が購入するというイベントです。

この3月には私が活動している女性局中央地域事務所主催で中央地域のEXPOが開催されました。今年は3月8日の国際女性デーも重なるということでNGO等からの援助も得られ、会場はNational Women's EXPOと同じ大きな会場で開催することができました。

事前に申し込みをした総勢約250名の村の女性たちが集い、自分たちの作品を披露。

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女性省の大臣も来場し、女性の社会進出、男女平等、ドメスティックバイオレンス撲滅についてスピーチされました。

EXPOでの女性たちの楽しみの一つは彼女たちによるダンスと歌唱。

それも事前に準備をしているわけではなく、その場のノリで踊って歌ってしまうところが陽気なフィジーの人々。

そして最も盛り上がるのがファッションショー。ファッションショーの衣装は村の女性手作りです。今回は7名の女性アーティストがそれぞれの作品を提供してファッションショーに臨みました。

国際女性デーにちなんでなのか、私もモデルを務めさせてもらいました。

いい思い出になったのがこちら。

フィジーの伝統衣装です。普通ならフィジーの伝統的なセレモニーや伝統的な村にでも嫁がない限りなかなか着ることがない衣装をデザイナーの方からのリクエストで着せてもらうことができました。

実はこれ、解体すると草で編んだマットなんです。

日本でいうゴザのようなマットを上下2枚重ねて体に巻き付けています。日本の着物の帯の代わりに同じく草で編んだ縄を使ってしっかりと結び、最後に肩周りに花輪を飾って完成。

いい思い出が一つ増えました。