2024/07/15 Mon
食
モロッコ産タコを探せ
サラム・アレイコム(こんにちは)
モロッコから 助産師のまーみん です。
日本で “モロッコ” の文字を見かけると言えばスーパーの鮮魚コーナーで、多くの真タコがモロッコやモーリタニアから輸入されるイメージでした。
モロッコの大西洋沿岸は寒流が流れ込むので 動物プランクトン が豊富で、イワシやサバなどの回遊魚だけでなく白身魚、タコ・イカ・貝類などの水産資源に恵まれたアフリカ大陸最大の漁業国です。
そして日本は、モロッコの水産物・水産加工品の輸出先上位で貿易パートナーとも言えます。
本場のモロッコで食べたら美味しいに違いない。
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おしゃれな港町
バカンスシーズンになると、大きな道路沿いに車道を向いて鍵束をカチャカチャ鳴らす人々をモロッコ中で目にします。彼らは鍵屋さんではなく、アパートメントの一室などを旅行者に貸してくれる人だそうです。(無言で鍵束を鳴らし続けていることが多いからちょっとドッキリする…)
昨年の夏、魚介類が豊富でビーチが美しいと聞いた エッサウィラ という町へ新鮮なタコを探しに行きました。(7,8月は国内外からも観光客が多くて混むからと同僚が他の時期を勧めるほど年中過ごしやすいらしい)
街を散策しているとおしゃれでかわいい雑貨屋さんをたくさん見かけ、小物や衣類につい足が止まります。
アーティストが多い印象で、路上で絵画や工芸品を販売する人、ヘンナアートという植物性の刺青やブレイズ・コーンロウといったアフリカの編み込みヘアを施してくれる人たちもセンスが良く見えました。
漁港まで歩くと多彩な魚介類が店先に並びどんどん目移りしていきます。
レストランに並ぶ魚介類を選んで量り売りで購入し、その場で調理してもらうこともできますし、魚市場で購入したお魚を持ち込んで焼いてもうこともできるので、モロッコ港町に胃袋を掴まれっぱなしです。
見つけにくいものですか♪
そうそう、肝心なタコはというと、意外にもなかなか市場でも見つけることができず、少し諦めかけたのですが、最終日の朝に発見しました。(流石に朝にタコ一匹を食べ切ることは至難なので購入は断念!)
そして、その後になんと たこ焼き屋さん まで見つけ、ちょうど焼き始めていたところだったこともあり、お宿を出て駅に向かうタクシーに乗る直前まで待って出来立てのたこ焼きをいただきました。
その旅から戻り、気になっていた任地のレストランで何気なく注文した海鮮サラダ。
大盛野菜と魚介類が混ざり合う中に、たっぷりとタコが入っていました笑(探し物は身近なところにあるものですね)
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ビスラーマ ٩( ᐛ )و
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