2023/06/06 Tue
食
ティータイムは突然に
サラム・アレイコム(こんにちは)
モロッコから 助産師のまーみん です。
ここに来てから疑ってやまないことがあります。
モロッコミントティー で酔えるのではないか⁉︎
それというのも、何時間でもおしゃべりできて、カフェの梯子をしたりもするのです。
(呑んべぇの人には未知の世界・・・)
大多数がイスラム教徒のモロッコでは
基本的にはアルコールを摂取しない方がほとんどなのですが、
あれ?ほんまにシラフやんね、と思う瞬間がよくあります。
意思表示・喜怒哀楽がはっきりしていたり、
突然ダンスや歌がはじまったり、移動する車の中は大抵カラオケボックスのようです。
(ここでカラオケ屋さんを出店してもきっと儲からんと思う)
ちなみにアルコール消毒のように医療用は使用を認可されてます。
あ、なんか医療者っぽい情報ですね。
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国民的飲み物
そもそも モロッコミントティー は
- たっぷりお湯を沸かし
- 茶葉をじっくり煮出して(砂糖を加え)
- 生ミント をたっぷり加えた
国民のティータイムに欠かせない飲み物 です。
お客様を招いた時だけではなく、
仕事中も、研修や会議の後も、家事の合間でも、
時にはウィンドウショッピング中の店先でも
かなり生活に密着して日常的にティータイムが始まります。
砂糖たっぷりの 甘〜いミントティー がおなじみだったようですが、
最近は生活習慣病を気にかけて、
砂糖なしや砂糖少量を選ぶ方も増えてきている様子です。
(毎日何回もある大切な文化だからね、そりゃ糖分過多になるって気がついてよかった・・・)
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酒が飲めるぞ♪
一見するとアルコールの扱いに関して規定が多いようですが、
モロッコ産のビールやワインは存在します。
「こっちの方が美味しいよ」と教えてくれることもあります。
(あれ?お酒飲んだことないって言ってたような・・・)
ただ、日本のスーパーやコンビニのように堂々と購入することは難しいです。
お店では影の方に別の出入り口があったり、持ち帰る際も外から見えない鞄に入れることが必須です。
お酒の瓶や缶を捨てる時にも紙袋に包むなどの配慮をします。
そんなモロッコにも実はワインの名産地があり、ワイナリー見学ができる施設があります。
なんと魅力的な!と足を伸ばしてみたのですが、想像以上に僻地(笑)
そして現地の人に道を尋ねにくい・・・という、
物理的かつ心理的距離を遠く感じながら
やっとのことで辿り着いたその先には最高の味と時間がありました。
言いそびれていましたが、モロッコミントティー は
別名:ウイスキーモロカン
と呼ばれております。(これ、やってんね?笑)
酔えるかどうかはあなた次第♡っということで。
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ビスラーマ ٩( ᐛ )و
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