JICA海外協力隊の世界日記

自由人×ソフトボール in ボツワナ

いつか また。 その途中。

7月24日某所。

TICAD7で流されるVTRの最終段階、ナレーションのアフレコ現場へ。

初めて見るその現場に「プロフェッショナル」の空気を感じました。

到着直後に見た映像に現地を思い出し、思わず泣きそうになり。

いきなり泣くのもおかしいやろ!と言い聞かせ涙を堪えました。

写真とはまた違い、活動の現場が記録されている映像を見るのは

想像よりも感慨深く、

選手が私をどう思っていたか、選手の夢は何なのか、

そのようなリアルを初めて知らされることになりました。

そして、もっと力になれたのではないかと悔しささえ滲みました。

ナレーションの内容に自身の2年半が詰め込まれており、

ナレーションの素敵な声に乗りそれが心に届き(届いて欲しい)、

生きた映像が現地を伝えてくれる。

そのVTRを完璧にしようと、何度も何度も確認を繰り返す作業。

そんな映像と音のプロの方々の仕事をその場で感じることができ

とにかく有り難く、幸せを感じ、心から感謝の気持ちでいっぱいでした。

今から約ひと月前、そのTICADのVTR撮影中に撮って頂いたボツワナ選手との画がJICAのポスターにもなり、

赴任前よく電車でJICAのポスターを目にする度に

「私もこうなれたら面白い」と思っていたことが現実に。

これもまたボツワナに生きた証。

東京のど真ん中は私にとっては息苦しくて

こんなにも完璧にコンクリートで土を覆いまくった日本に不安になり

そんな整えられた日本で普通に暮らすことが難しいなと感じている今日この頃。

いつか、また、世界を変える力になる。

その夢の途中。

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