JICA海外協力隊の世界日記

Hiro! Di ブルクンバ

環境分科会1日目-その3-

環境分科会1日目の午後

お昼を済ませた後向かったのはエコオフィス。

ここでは水質汚染の調査を行っています。

調査評価を地方に反映させるなど施策の部分にも関わっています。

お伺いした際は施設についての説明をいただき、

その後職員の方とお話しさせていただきました。

この施設では環境に配慮した施設も見ることができました。

雨水を活用するための排水管・タンクや

施設内に設けられたゴミ銀行※も見学しました。

この施設で働く人すべての公務員がこのゴミ銀行のユーザーとして登録されているとのこと。

ゴミ銀行はリサイクル促進のための有効な手段として、インドネシアでは推進されています。

※リサイクルゴミを住民が売ることができる施設。ゴミ銀行はゴミの収集・分別・リサイクル施設への運搬を行っています。

インドネシアでは学校に設置されていたり、住民グループがビジネスとして行っているところがあります。

次に向かったのはゴミの中間処理施設。

ゴミを回収したのち、ゴミを種類ごとに分ける作業をしています。

併せて生ごみなどはコンポストの作成に利用したり、

リサイクル施設が買い取り可能なゴミを集積させ売却することもしています。

現状インドネシアではゴミの回収時に混ぜて回収されてしまう地域がほとんどです。

ゴミ処理に関する住民の理解、施策、施設、処理機能がリンクしなければ

ゴミ処理は成り立たないことを改めて考えさせられます。

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