JICA海外協力隊の世界日記

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日本遠征2

前回に引き続き日本遠征について紹介させて頂きます。

615()にマダガスカルを出発しました。

今まで毎年国際大会に参加していたため、初海外という選手はいませんでした。しかし、遠くても北アフリカの国ぐらいのようで、日本までのような長距離移動を経験したことがある選手はいませんでした。

今回の遠征先は岐阜県郡上市だったため、マダガスカル~成田空港~中部国際空港~郡上市という移動行程でした。15日にマダガスカルを出発し、16日成田着で一泊、郡上市には17日に到着しました。

長距離移動の影響か、郡上に着いたときには3名ほど体調を崩していました。

到着日は郡上市役所にコロンビア代表チームと一緒に表敬訪問しました。

前回紹介させて頂きましたが、今回遠征を実施した理由は整った環境で練習したいと考えたからです。

郡上市到着の翌日よりさっそく練習開始です。練習は基本的に3部に分け実施しました。時間帯としては朝食前の5時~6時、9時~11時、15時~17時です。選手にとっては初めて経験する練習時間、練習量です。また長期の団体生活も初めての経験です。

最初の頃は遅刻する選手もいましたが、数名が遅刻することで時間の余裕がなくなり、選手が自分自身の時間を失うという結果になります。そのことを選手に伝えたところ、日を重ねるにつれて改善されていきました。

日本とマダガスカルの文化の違いを感じたことを紹介します。

今回の宿泊先には各部屋にシャワーはなく大浴場のみでした。当然のごとく、マダガスカルのホテルには大浴場はありません。選手にとっては初めての経験です。普通は大浴場から部屋に戻るときは服を着ますが、選手はタオルのみの状態で各部屋に戻っていました。マダガスカル選手のみならずコロンビア選手も同様です。今回、宿泊者はマダガスカル代表とコロンビア代表のみだったため問題はありませんでしたが。

また、食事についてです。宿泊先に配慮して頂き、刺身などの生ものはありませんでした。

しかし、すき焼き、ちらし寿司など砂糖が入った食べ物は全員が受け付けていませんでした。そのため、サラダに付いている僅かなツナをおかずとして白米を食べている選手もちらほら。確かに、マダガスカル料理で砂糖を調味料として使うということはありません。

また、白米についても好みは分かれており、ほとんど手を付けていない選手もいました。個人的にはマダガスカルの食事は日本人に合い、全く食べられないという人はいないかと思います。そのため食事については少し驚きました。

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