2019/08/26 Mon
ラグビー
ご支援2
更新が滞り申し訳ありません。 今回、日本遠征中に畠山選手と対談する機会がありました。 練習道具の御支援を頂きましたので、御礼も兼ねて対談して感じたことを紹介します。 ちなみに畠山選手は、2015年ラグビーワールドカップで南アフリカに勝利した日本代表メンバーです。 今回1番印象に残ったのは、エディさんはラグビーだけでなく、選手のプライベートにまで気を使うという事でした。 ※エディさんは2015年ワールドカップで日本代表を率いたヘッドコーチで、1日4回というハードトレーニングを実施。今まで1勝しかしたことがなかった日本代表を2015年大会では3勝1敗という結果に導きました。 私は、選手がラグビーをすることで生活水準が下がることに気付いていたため、これまで選手たちに対し私生活については話題に出していませんでした。しかしエディさんはチームを1つにするために、家族や子供の様子を聞くこともあったようです。 実際にコーチが選手の家族を気にかけてくれることは、選手としても嬉しかったとのことでした。 また、ある2日間の休みは家族の元へ帰るか家族を呼び寄せても良いという「ファミリーデー」を設けたようです。 選手がラグビーに打ち込めるのは、家族が支えているからという考えもあるようでした。 その他にも、もしかしたら選手自身が自分達がオリンピックに出場することで与えられる影響の大きさに気付いていないのではないか、そのあたりを伝えた方が良いなどのアドバイスを頂きました。
今回、畠山選手からは選手12名へ練習着やボールを支援して頂きました。 この支援が再び文化の違いを感じる機会になりました。 個人的には練習着については選手個人へ、ボールについては回収して代表チームでの練習に使用しようと考えていました。 選手にボールを回収することを伝えると「このボールは私が貰った、代表チームでは使うことは出来ない。」、「代表チームにはボールはあるけど、自分の所属しているチームにはボールがないから所属チームで使う。」と言った意見がありました。 個人的な感覚で言えば、今回についてはA選手が支援して貰ったのではなく、マダガスカル代表のA選手が支援して貰ったと思います。マダガスカル代表であったから支援があった訳だと感じています。 また、以前紹介したヤマハさんからボールを支援していただきましたが、私自身が関わりのないチームについてはボランティアの恩恵がないことも認識しています。 練習着についても、日本選手と比較するとマダガスカル選手は練習着は充分とは言えない状況です。 一方で、今回日本遠征に参加した選手は元マラソン選手の高橋さんや畠山さんの支援、選ばれたことによる連盟からの支給で、マダガスカル国内選手と比較すると沢山の練習着を持っています。つまり、代表に選ばれたことのない選手は、過去に代表に選ばれた選手と比較すると練習着を全く持っていません。 今回は、個人的な繋がりで様々な方から練習着を頂きました。私は代表には選ばれたことはないが練習を頑張っている選手に渡そうと考えました。 そのことを遠征メンバーに伝えると、選手は納得していない様子でした。
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