JICA海外協力隊の世界日記

エジプトからアッサラーム・アレイコム

ハルガダふれあい祭り

先月、「ハルガダふれあい祭り」というイベントを開催しました。このイベントは、これまでのボランティア活動から生まれたアイディアで、去年の秋頃から少しづつ企画を温めてきました。ちなみに「ふれあい祭り」というタイトルは同期が考えてくれました。その名の通り、ハルガダ市民の触れ合いの場となり、参加者みんなが楽しめるイベントにしたいという思いで企画しました。

お祭りは、配属先と関わりの深いNGOの施設を借りて行いました。催し物として、職業訓練所と一般市民によるフリーマーケット、子供を対象としたワークショップ、エジプト料理の屋台、ステージを使用してのパフォーマンスを企画しました。休みの日にも関わらず、職業訓練所の女性たちが商品を販売するためにフリーマーケットに参加してくれました。先日、工房にお邪魔したばかりのアクラムも出展者として参加してくれました。ワークショップは、同じ配属先で保育士として活動するボランティアたちが、ボーリングやわなげといった遊びを提案してくれました。エジプト料理は、家庭料理やお菓子などを配属先が手配してくれました。パフォーマンスは、他の地域で活動するボランティアたち、JICAスタッフの方々、同僚たちの協力により、劇、パントマイム、ダンス、空手、手遊びなどを行いました。特にパフォーマンスは、沢山の同僚や一般市民から「楽しかった」との声を頂きました。

*一番上の写真は、劇の様子です。「大きなカブ」のじゃがいもバージョンです。エジプトにカブがない為、ジャガイモになりました。

ハルガダふれあい祭りは、総勢300人を迎えるイベントになりました。開催まで、色々と大変なこともありましたが、沢山の人たちの協力によって楽しいイベントになりました。同僚だけでなく、これまでの活動で出会った人たちも、沢山遊びに来てくれました。ようやく一つ、人々の記憶に残る活動ができたのではないかと思います。

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