JICA海外協力隊の世界日記

エジプトからアッサラーム・アレイコム

合同結婚式

先日、同期隊員と合同結婚式に行ってきました。このイベントは、県庁と配属先の社会連帯省ハルガダ支局が運営協力し、毎年9月に開催しているそうです。結婚式の会場は、ハルガダ郊外にあるホテルの広大な敷地で、ステージと出席者用の席が特設され、多くの市民が参列できるようハルガダ市内から出席者を送迎するためバスも運行されました。

会場周辺では、イベントを盛り上げるため、タブラ(エジプト太鼓)が演奏され、踊り子がダンスし、ラクダも登場したりとアラブな雰囲気が漂っていました。通りすがりの外国人観光客も、足を止めて、興味深げにステージを見ていました。

今年は、紅海県出身の20組のカップルが合同結婚式に参加したそうです。其々、親が他界、または病気を患っているため金銭的に結婚式をする余裕がなく、合同結婚式への参加を決めたそうです。エジプトでは、結婚に際し、男性が結婚費用の多くを負担する習慣があります。結婚後に住む家、新生活に必要な家具や電化製品のほとんどを、男性が支払うことになっています。「結婚したくてもお金がないからできない」「婚約者がいるけど、お金が貯まるまで結婚できない」といった話をよく聞きます。

合同結婚式の費用は、スポンサーからの寄付によって賄われているそうで、新郎新婦に経済的な負担はありません。金銭的な事情で結婚したくてもできない若者たちに、こういったイベントはチャンスであり、何よりも式に参列した市民たちが皆凄く楽しそうなのが印象的でした。

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