JICA海外協力隊の世界日記

みんなあのねのセネガル便り

みんなあのね、「お客様とメガネ」

先日、私の同期隊員の3人が

活動先の子どもたちのもとに遊びに来てくれた。

そこで、孤児院では、

針金でメガネのフレームを作り、そこに切れ布を巻き付けて作る

「オリジナルメガネ」を子どもたちと作ってみた。

私にとっては、

センスの光るメガネが次々に生まれてくることがとても面白く、

同期隊員と子どもたちのやりとりが微笑ましく、

それはそれは、すてきな時間であった。

子どもたちは、一日中ずっと笑顔で、

誰かが遊びに来てくれるということが、

子どもたちにとってはとても嬉しいことのようだ。

同期隊員は、なにかを作り出す面白さや作り出したもので遊ぶ面白さ、

そのときのわくわくする気持ちを上手に子どもたちと共有してくれた。

子どもがケンカをしたときに

「友だちと仲良くしよう」と言うことも大切だけれど、

だれかと思い切り遊んで笑って、楽しい気持ちを共有するとき、

子どもたちは友だちの大切さを学べるだろう、と思った。

セネガルで針金は、なかなか工作には登場しないもので、

子どもたちはそれぞれ、折ってみたり、曲げてみたり、

針金の特性も楽しんでいるようだった。

とは言っても、メガネを作るとなると

針金を扱う作業が少し難しかったらしく、「やってよ~!」の連発。

布を扱うのは慣れたもので、

針金で作ったフレームに、布を巻いていく手際の良さはすごい。

色の並びや、布の柄の位置などを調整している子どもや、

何周もフレームに布を巻いて厚みをもたせようとする子どももいた。

完成したらみんなで見せ合って、

盛り上がりが収まらないうちに写真撮影。

楽しい時間が過ぎるのはあっという間で、

すぐにさようならの時間がやってきてしまう。

ぜひ、お近くへお越しの際は、

子どもたちのもとへ遊びに来てくださいね。

子どもたち共々、心よりお待ちしています!

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