JICA海外協力隊の世界日記

みんなあのねのセネガル便り

みんなあのね、「折り返し地点」

私は、1年前に平成27年度1次隊として

16名の同期隊員とともに、ここセネガルにやってきた。

東京から約13,900Kmの、

アフリカ大陸の一番西に位置する国、セネガル。

赴任して1年が経つのに合わせ、

首都ダカールのJICAセネガル事務所にて 1年次中間報告会が開催された。

中間報告会では、 活動してきて見えてきたもの、

課題や解決策、そして今後の展望など、

1年間少しずつ積み上げてきたものが

隊員の言葉で語られた。

迷ったり、立ち止まったり、1歩下がったりしながら、

それでも、現地の人たちとともに歩んできた。

16名の同期は、 教育などの人的資源をはじめ、

農林水産、公共・公益事業、保健・医療など、

さまざまな分野で活躍している。

農村地区で野菜栽培を通じて地域住民の生活改善を目指す隊員、

同じく農村地区で

農業支援をしながら地域住民の教養向上をも目指す隊員、

水産資源保護のための啓発活動や、

漁師の編む力に注目し他分野での収入向上を目指す隊員、

母子保健のために衛生指導や啓発活動をする隊員、

健康の質を向上するために病気の予防意識向上を目指す隊員、

セネガル卓球ナショナルチームで

東京五輪に向け技術力向上に汗を流す隊員、

現地の先生方を巻き込み、

スポーツの楽しさを体育の授業で伝える隊員、

幼稚園生活を充実させるためにアイディアを出し続ける隊員、

日本から遠く離れた西アフリカで、

日本語を学びたい学生のために授業運営に励む隊員、

学習環境という観点から広い視点で教育に関わる人へ支援する隊員、

学校給食を柱に食育、衛生指導、栄養講座を展開しながら

任地の女性団体のサポートも行う隊員、

学校給食を柱に学校菜園等を行いながら、

せっけん作りで給食費補てんと衛生指導に励む隊員、

現職教員や教員を目指す学生を対象に指導力向上を図る隊員、

情操教育と算数の学力向上のために、

迷いながらも現地教員の主体的な授業補助に汗を流す隊員、

音楽の専門的な学びを生かし歌唱能力の向上と情操育成に励む隊員、

情操教育、算数学習、日本紹介教室の実施等、幅広く活動する隊員、

平成27年度1次隊、 元気に、汗を流しながらがんばってきた。

そして、これからも。

セネガルに住む人たちの愛らしい表情を、

子どもたちの眩しい笑顔を、

私の活動を紹介しながら

2年目もお伝えしていこうと思っています。

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