「カクラ、カクラ、ちょっとずつ。」(野口隊員は帰国しました。)

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野口 はるな
神奈川県

タイプ/職種
青年海外協力隊
学校保健
派遣国
アフリカ
ガーナ セントラル州 エクムフィ郡
一言メッセージ
カクラ、カクラ=現地語でちょっとずつ。この出会い、この瞬間を大切にしながら。日々のGhana Lifeや活動のあれこれ、「保健だより」をガーナよりお届けします!

 

海をこえ、友だちへとどけ!絵はがき交換のはなし。

2018.10.05

活動

\Mema hom aha (ミマホマーハ)!/

現地語で「みなさん、こんにちは」。

今回は、ふだんの学校保健の活動とは別に、ガーナと日本の子どもたちとの異文化交流として「絵はがき交換」をおこなったのでご紹介します!

まず日本からガーナに絵はがきを送ってもらい、それに対してガーナの子どもたちがお返事を書かせてもらいました。

ガーナからは、わたしがふだん活動しているAttakwaa小学校の3~5年生が、日本からは横浜市立都田西小学校の4年生のみなさんが参加してくれました。

日本からの絵はがきは1月に届いたので、「あけましておめでとう」という言葉とともに、お正月や日本の文化に関する絵がたくさん描いてありました。

「体に気をつけてね」といった優しい言葉も。

また、ガーナの友だちに聞きたい質問もいくつかまとめて送っていただきました。「おいしい食べ物はなんですか?」「人気のスポーツはなんですか?」など、さまざまな質問が。

――― ちなみに、おいしい食べ物は、以前も紹介した伝統料理の「Fufu(フフ)」や南国のフルーツ(パイナップルやマンゴー、パパイヤなど)を紹介しました。人気のスポーツは、サッカー!男の子たちは、よくボール(古かったり、空気がぬけている。紙などを丸めた手作りのものもある)をけって遊んでいます。女の子たちは、スポーツではないですが「アンペ」という、リズムに合わせて手をたたいたり、ジャンプをしたりする遊びをよくしています。

そして、日本から色とりどりの素敵なはがきがたくさん届き、

受け取ったガーナの子どもたちの反応はというと…!

予想以上の喜びよう!!

みんな、もう満面の笑みで「日本に友だちができたー!」と大喜び!

一人ひとりに手渡しながら、手紙を書いてくれた子の名前を読み上げ、何が描かれているか、日本語の意味などを説明していったのですが、みんなそわそわして自分の番が待ちきれないという様子でした。受け取った子たちは、はるかかなた日本から届いた手紙を大事そうにじっと見つめていました。

よっぽど嬉しかったみたいで、後日学校にいったときにも相手の友だちの名前をおぼえていて、「ねーねー、先生!わたしの友達の名前は、○○だよ!」「僕の友達は、○○!」と次々に笑顔で教えてくれました。

そして、さぁ返事を書くぞとなれば、

まず担任の先生のやる気がすごく。

宿題として下絵を考えてくるように伝えてあったようで、最初にその原案をチェックし、その後本番へ。本番はきちんと鉛筆で下書きした上で、クレヨンで色塗り。

普段、図工の授業があまりないので、色を使った工作の経験がほとんどない子どもたちですが、「もらった人がハッピーになるよう、できるだけカラフルにしよう!」と伝えると、さまざまな色を使い、カラフルで個性のあふれる絵はがきが出来上がりました。

描いているときの表情といったら、みんな真剣そのもの。

また絵とともに、「ありがとう」という言葉を日本語や英語(「Thank you」)、現地語(「Medaase」)で書きました。日本語は、黒板のお手本をみながら、慣れないひらがなに苦戦しつつもがんばっていました。ひらがなって外国の人にとって本当にむずかしいと思います。

心がすごくこもった「ありがとう」でした。

何日かに分けて取り組み、やっとやっとできあがった時には、それはもう達成感にあふれた様子の子どもたちでした。とてもいい顔をみせてくれました。

その後、日本に完成した絵はがきを送ると、学校にいけば「もう着いたかな?」「反応はどうだった?」と聞かれ、日本の協力者の先生からうかがった、日本の子どもたちの様子を伝えたときには、とても満足した様子でした。

ガーナの子どもたちにとって、アフリカ大陸を超えた世界はほんとうに未知であると思います。学校でも世界地図をみたことはなく、ほとんどがガーナ全土の地図で、たまにアフリカ大陸の地図という環境です。

今回のできごとがきっかけとなって、世界に興味をもってくれたらうれしいなと思いますし、何より彼らのキラキラとした笑顔を目の当たりにして、やってみてよかったなと思いました。

↑ 日本もガーナも、個性豊かで、あざやかな絵はがきでした!

この場を借りて、今回協力してくださった、横浜市立都田西小学校の先生方、児童のみなさんに心より感謝申し上げます。

今後もこのような交流が続いていくことを願って。