JICA海外協力隊の世界日記

ゆとり太郎の「酸いも甘いも、塩っぱいも。」

ベトナム渡航から帰国まで ~ 報告会&同期のお見送り ~

2022年5月19日:入国

 同期4人、期待と不安を胸に成田空港からベトナムへ!

 一年前の昼下がり、念願のベトナムへ到着!
首都であるハノイのノイバイ国際空港で入国手続きを済ませ、JICAの送迎車で都心のホテルまで移動しました。
整備された高速道路、立ち並ぶ高層ビルや高層マンション、至るとこで使えるインターネット。
都心までの道中、想像以上の発展具合に驚きつつ、胸を躍らせていたことを鮮明に覚えています。

ホテルに到着後、みんなで夕食を摂りに有名なレストランへ向かいました。
渡航後初のベトナム料理に興奮しつつ、ハノイビールで乾杯!
観光者向けにアレンジがしてあるのか、大変食べやすく、舌鼓を打ちまくりました。

そして、締めのフォー!

これから、どんな一年になるのか?

2023年5月18日:中間報告と同期の帰任

 入国から1年の節目の日。
今日は、我々2021年5次隊の活動報告会でした。
また、任期満了(1年間)のため先に帰国する同期の見送りも兼ね、同期でハノイに集まりました。

【活動報告会】
 同期それぞれが、限られた資源やルールの中で可能なことを模索しながら、懸命に活動している様子がわかり、大きな刺激になりました。各配属先での役割や裁量が異なる中で「何を優先すれば良いのか?」、まだまだ上手いとは言えないカタコトのベトナム語で「どう伝えるのか?」、「どうすれば大切なことに気付いてもらえるだろうか?」とコミュニケーションに悩みながらも、圧倒的な行動量で失敗と反省を繰り返しつつ、少しずつ前進する姿を眩しく感じました。同期の報告を聞きながら、自分の活動に足りない部分やもっと出来ることがあるなという風に感じました。

【同期の見送り】
 報告会の後、各任地から飛行機でハノイに集合し、同期の見送りも兼ねて、ノイバイ空港で「懐かしいひと時」を過ごしました。
年齢も職種も異なるメンバーが、訓練所で出会い、共に学び、助け合いながら過ごした1年半。
素敵な仲間に出会えることが、協力隊の醍醐味の1つであることは間違いないです。

2024年5月18日:帰国。そして社会還元へ

 ボランティアとして、外国人として、海外に住んだ2年間。
価値観の異なる世界での暮らしは、刺激的で楽しくもあり、物事が進まずに苦労することもありました。
そんな時は、自分に出来ること、自分がやるべきことに立ち返って、活動に取組みました。

振り返ると、改善点が多く見つかりますが、それは今後の課題であり成長の糧として、社会還元の際に活かします。

総じて、ボランティアとしてのベトナムでの2年間は、貴重で素晴らしい経験でした。
VCの方々を始め、海外協力隊事業に関わる皆様にこの場を借りて、感謝申し上げます。

また、可能な限り、多くの方に同じような経験してもらえたらと思います。
JICA海外協力隊事業の今後の発展を祈念いたします。

Hẹn gặp lại nha!

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