2015/09/17 Thu
第5回短期派遣隊員について
みなさん、こんにちは。 コロネルボガード市配属、家畜飼育隊員の宮﨑杏花音です。
一か月経つのってあっという間ですね。
もう自分の番が回ってきました。
このような感じであっという間に残りの任期も終わってしまうのだろうなーと思います。
パラグアイに来る前は、1年8ヶ月(621日)の活動はとても長いと思っていました。
しかし、もう残すところあと半年。
私がコロネルボガード市の酪農家のために、あと、何ができるだろうか?
そして、私が居た意味をコロネルボガードに残すことができるのだろうか、そのことと向き合いながら、、、後悔しないよう全力で駆け抜けたいと思います。
さて現在、コロネルボガード市には、帯広畜産大学から短期派遣隊員が4人来ています。
今回の短期派遣隊員は、4人全員女子です。
まず、リーダーである大戸千帆ちゃん(獣医課程5年)は、のんびりしていて、常に冷静で頼りになります。ダンスが大好き、とてもキレイなお姉さん。林優季ちゃん(共同獣医課程4年)はしっかり者で、みんなのムードメーカー!頼りになるバレー部キャプテン!そして、黒地優香ちゃんと畠千尋ちゃん(畜産科学課程3年)。優香ちゃんは様々なものに興味があるようで、積極的!たまに素手でバッタを獲るなどおてんばさんでもあります。千尋ちゃんは頑張り屋さん!ひとつひとつ着実にこなします。リラックマ大好き。そんな4名が今、パラグアイで活動中です。
短期派遣隊員の活動を簡単に説明すると、春季休業(3月)と夏季休業(9月)を利用して帯広畜産大学の学生4人が、経済、搾乳衛生、飼料、繁殖の分野に分かれてコロネルボガード市、ヘネラルアルティ―ガス市、サンペドロデルパラナ市において長期派遣隊員が選定した酪農家(各市4軒)に対してモニタリング調査及び問題点を考察し提案するといった活動を行っています。詳しい説明は、4月のブログ(タイトル:270日目)でも説明しましたのでそれをご参照ください(http://world-diary.jica.go.jp/obipara/activity/270.php)。
この間の長期派遣隊員の活動は、短期派遣隊員が円滑に活動を行うために酪農家さんとアポイントを取り、日程の調整及び調査作業補助といったサポート業務が通常の業務に追加され、いつもより忙しくなります。
仕事が増えて大変な点もありますが短期派遣隊員の活動に同行することにいい点もあります。自分がいつも見ている酪農家の違う姿、相談相手ができることによって自分の活動の問題点も見えてきます。お互いに足りない点を見つめ直しながら活動しています。
短期派遣隊員は運転手のジョニーさんとともにワゴン車(通称ジョニーさんカー)で移動し各市を巡回します。移動中の車内は、みんなで爆笑しているか、爆睡しているかのどちらかです。爆睡しているときは、活動が朝早くの搾乳観察から夜遅くまでその日のデータをまとめることなどあり、睡眠不足からです。爆笑しているときも極限の状態なのでみんなちょっとずつ頭がおかしくなっているのかなと思います。
車内の話題は、訪問した酪農家さんのお話、パラグアイの話、あとはご想像にお任せします(短期派遣隊員は、ほぼ休みなく活動しますので、希望する方は覚悟してくださいね!!!)
今回の隊次は、以前の隊次と比較するとスペイン語の語学力はかなり高いです。
彼女たちは、パラグアイに来てからもなお、お互いにスペイン語で質問をしたり、新たな言葉がでてくるとジョニーさんや私達長期派遣隊員などに質問したり、積極的に酪農家さんにスペイン語で質問したりと、全員で刺激し合って成長し合っているように思えます。また、任地の人にも積極的に関わっているように感じます。
そんな短期派遣隊員の活動を見守りながら時には刺激を受け日々活動しています。
それでは、また次回!
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