JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

新年度の始まり。

明けましておめでとうございます。

サンペドロ・デル・パラナ市、家畜飼育隊員の弓削です。

年が明け、2016年。勤務先の市役所では1月から新年度を迎えました。

この新年度から大きく変わったこと、それは「市長が交わった」、ということ。

2015年7月31日のブログ記事「小さな町の大きな出来事」(http://world-diary.jica.go.jp/obipara/post_10.php)に詳細がありますが、

2015年は5年に1度行われる市長選挙の年でした。

11月に行われた本選挙の結果により、ここ、サンペドロ・デル・パラナ市ではこれまでとは違う政党の市長が就任することになりました。

市長が交わることで、どの様な変化があるのか?

なんと、市役所職員がほぼ総入れ替えです。

すでに12月21日から新市長は市役所に勤務していたのですが、

1年以上慣れ親しんできた市職員に解雇通知が渡され、その次の日からはいなくなっていく、という状況は、仕方がないとはいえ、なんとも言えない気持ちでした。

解雇された市職員の中には私のカウンターパートも含まれています。

私にとっては2代目(2015年3月~、初代は政治的理由により解雇)のカウンターパートだったのですが、

働き始めた頃は、待ち合わせ時間に来ない、連絡もない、何かあれば言い訳をする、親しくない相手に電話ができない、自ら行動しない、畜産に関する知識もそこまで・・・、というような、正直頼りない状況でした。

それでも9カ月一緒に働いた中で少しずつ改善し、畜産に関する知識も徐々に身に付けていきました。

まぁすごく頼れる存在になったか、というとそこまでではなかったけど、

人工授精師の資格を取りたいなどの意欲も見せ、今年はこんな活動をしよう、と話していたところだったのに、

その様な中での解雇、というのは正直残念でなりません。

果たして、3代目カウンターパートはどうなるのか・・・

2016年の始まりは、カウンターパートなし、エル・ニーニョ現象の影響により雨が多く、ほとんど街の外(土道の先)にでることができない、という状況ですが、

残された時間の中で、より良い活動ができますように!

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