JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

職場紹介~サンペドロ編~(担当:千葉)

楽しみにしていた庭先のマンゴーが、先日の嵐の到来で半数近く落下してしまい、夏の楽しみを1つ奪われて落ち込んでいる、サンペドロデルパラナ市派遣の千葉桃子です。

さて、私も惠木さんに引き続き配属先である、サンペドロデルパラナ市役所を紹介したいと思います。

コの字型の2階建ての市役所には13の部署があり、約80名が働いています。執務時間は7時から12時の午前中のみです。週2日は市長と市民の対談日として定められており、早朝から順番待ちの人々で賑わっています。

午後や休日にはダンス教室や講習会に一般開放されています。また、夜はお誕生日会やディスコ、コンサートも。最近ではミスコンや、サーカスが行われました。

市内に他に大きな建物が無いのも理由ですが、日本の市役所よりも市民に開放的な印象です。

では次に、我が農業部をご紹介します!

と言いたいところですが・・・

不思議な事に農業部が存在しておらず、JICAのオフィスとして独立しています。

普段は農業技師であるカウンターパートのアルド(甘い物大好きな2児のパパ)と共に活動していますが、隣のMedio Ambiente(環境部署)の方達とも仕事をしています。

元助産師で現在は環境部長のグラディスや、隠れマッチョで働き者のフアンは毎朝マテを一緒に飲む仕事仲間です。

彼らと共に地元の農業高校で授業をしたり、講習会を開催したり、6月5日の世界環境デーには市役所で式典を行い、苗の無料配布をしました。

この日は近所の中学生を対象に、植樹の授業。

最初にカウンターパートのアルドが注意点などを説明し、道路の両脇に計20個の苗を植えていきます。

あっという間に終わると思っていましたが、スコップが少なかったり、テレレ休憩が入ったり・・・結局2時間近くかかりました。

最後にペットボトルのお手製自動給水器(底に穴を開け、キャップの締め具合で水量を調節できる優れモノ)を設置して、無事に終了。

普段は農家相手ですが、中高生相手の活動も新鮮で楽しい仕事の一つです。

こんな感じで農家巡回以外にも様々な仕事を手伝わせてもらっています。

いつも自由奔放な同僚達に振り回されてばかりですが、残り5カ月も振り回されながらパラグアイ生活を全うしたいと思います。

※FOPROLEIプロジェクトの活動の様子は以下のURLからもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/FOPROLEI/?fref=ts

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ