JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

人生初ブログ。(担当:惠木)

今回はパラグアイのヘネラルアルティーガスで活動している惠木徹が書いています。

日記は小学校の夏休みの絵日記ぐらい,フェイスブックもほぼ見る専用。そんな自分がブログとか書くとは。しかも日本の真反対のパラグアイで。

ヘネラルアルティーガスは首都アスンシオンからバスで7時間かかるところに位置しています。すごくのんびりしている町で,南米とは思えないほど治安のいい町です。パラグアイ内でも地方過ぎて知名度は低いですが,将来的に日本にとってなくてはならない町となるでしょう。なぜなら,日本への輸出を目的としたゴマの栽培に市をあげて取り組むことが最近決定したからです。

先日日本の食品会社がヘネラルアルティーガスを訪問し,会議およびゴマの宣伝が行われました。その中で黒ゴマを栽培することに決まりました。将来,日本でここヘネラルアルティーガスが有名になることを期待しています。

自分の活動では,前任の方々が優秀で,現地の人々との信頼関係が築かれているので,異邦人である自分の提案を真剣に考え可能な範囲でどんどん改善してくれるため,毎回の訪問が楽しみです。ただ,雨や業務出張などが重なると2か月に1回の訪問になってしまうこともあり,1か月がもっと長ければいいのにと思います。

また,朝調査した後は酪農家さんと朝ごはんを一緒に食べ,そのまま午後まで酪農家さんの家にいることもよくあります。その時に,酪農家さんの子どもたちと一緒に遊んだり,勉強(主に算数)を教えたりしています。

休日は,市役所の同僚と魚釣りをしたり,狩猟に出かけたりと、色々なことをして過ごしています。また,地域のサッカーチームに加入していて土曜の夕方と日曜の夕方は試合をしています。近隣の市まで遠征に行くことも多々あります。

ちなみに自分はチームメイトに「Toru」ではなく「Tory」と呼ばれています。両方とも「とおる」と発音するのですが,yの発音は鼻音になるため,少し響きが異なります。「Tory」は現地の言葉で,幸福や幸運という縁起のいい言葉であるためすぐに覚えてもらえました。また,縁起のいい名前の日本人が来たと町の人にも歓迎され,住民の人たちからよく声をかけてもらえるようになり,町にすぐに溶け込むことができました。また,ありがたいことに,友人たちは自分をアルティーガスにそのまま移住させようと仕事や嫁候補探しに奮闘しています。

こんな感じで,楽しく活動しています。なにもナイティーガスと隊員の中で呼ばれることもありますが,人々の温かさや生活の楽しさを改めて実感できる素晴らしい町です。

写真は内容とは関係ないものないですが,活動の風景と仕事外での過ごし方を載せます。

牛追い中

市役所職員と海開きならぬ川開きの式典後の一コマ

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