JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

任地へ来て1年になりました。

エンカルナシオン市・イタプア県庁派遣の壁谷です。

先日、弓削隊員も少し触れていますが、私たちJICAボランティア:おびパラプロジェクトは、任地に派遣されてからちょうど1年になります。

(パラグアイに赴任当初、JICAボランティアは約一ヶ月間、首都近郊で語学研修を受けます。ですので、今はちょうど1年1ヶ月程、パラグアイに滞在しています。)

任地に派遣され、1年が経過すると、健康診断や活動報告のために同期のボランティアと共に首都アスンシオンへ行きます。

そこで、今回はエンカルナシオンで過ごした1年間を振り返りたいと思います。

実は…赴任当初から、パラグアイで過ごす上で考えていた目標が3つあり、

① グループコーディネーターとして家畜飼育隊員を積極的に支援する。

② パラグアイの友達を作る。

③ パラグアイの自然、野生動物を知る。

上記の目標を中心に1年間活動してきました。

① 「グループコーディネーターとして家畜飼育隊員を積極的に支援する。」は、グループ派遣の調整役として事務作業を中心にうまく活動できたと自負しております。しかし、酪農家巡回に関しては、コーディネーターとして未だに密接に酪農家に関われていないことが問題に挙げられます。そこで、残りの8ヶ月間、より積極的に酪農家と家畜飼育隊員に対しサポートしていきたいと考えています。

スペイン語に関しては、未だ拙い点はありますが1年前と比べると明らかに成長しましたので今後もボディランゲージを少なく、会話だけで物事が伝わるように頑張っていきます。ちなみに、点数にすると80点くらいの出来栄えです。

② 「パラグアイの友達を作る」ですが、プライベートな時間は、パラグアイの若者達とラグビーやサッカーをして友達を作っています。最初の頃は、ラグビーやサッカーで使う用語も(ポジションやルールなども含め)スペイン語になると知らない単語ばかりでかなり苦しみました。試合中は熱くなり、仲間の選手にスペイン語で伝えようとも文章が長く、試合中にゆっくり喋ってしまうため伝わりづらく、大変だったことを思い出します。今では、試合中でも小言のように話せるようになったことが個人的に成果だと感じています。出来栄えとしては60点

① 「パラグアイの自然、野生動物を知る。」は、帯広畜産大学の大学生の頃、(現在は、大学院生として在籍しています。)自然環境や昆虫、野生動物が好きで、大学4年間、北海道の自然を堪能したことを覚えています。今は、パラグアイの野生動物や昆虫、自然を見るために休日を使っていて、JICAパラグアイ隊員の中で一番、自然、野生動物に詳しくなったのではないかと考えております。近日、アスンシオン大学の教授とも会う予定で本来の活動と共に楽しみの一つとなっています。

まだまだ、伝えたいことはたくさんありますが、文章では、表しきれないほど、パラグアイでの生活を楽しんでいます。もちろん異国の生活では楽しいことだけではありませんが、日々の活動を含め残り8ヶ月間を存分に楽しみ、有意義な協力隊生活を送っていきたいです。

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