JICA海外協力隊の世界日記

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コンケン第9特別支援教育センター

配属先の「コンケン第9特別支援教育センター」について紹介します。

職員数全体で、160名、登録児童生徒数535名です。

年齢は、3歳から20歳までおりますが、主に通所しているのは3歳から10歳くらいまでの児童が多いです。

クラス数は全部で9クラスで、知的障害、自閉症、肢体不自由、支援学校入学準備等のクラスで分かれています。1クラスの児童生徒の年齢はさまざまで障害種や実態に合わせてクラス分けを行なっています。

また、この各クラスとは別に、さまざまなリハビリテーションの専門の部屋と専門の教師が在籍しています。

理学療法、作業療法、心理療法、音楽療法、美術療法等、児童生徒の障害の実態に合わせた、時間割が組まれていて、個別や小グループでの活動が確保されています。

そして基本的には保護者も毎日一緒に通所しているため、毎日とても手厚く児童生徒への支援指導が行われています。

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日本では、市区町村の管轄で療育センターというものがあります。

私も実際には2回ほどしか見学で行ったことがないのですが、施設、職員、児童の人数も含めて規模はそんなに大きくないイメージだったので(実際の各療育センターのサービス、人数等の情報は施設ごとに異なりますので各施設の案内をご確認ください。)

タイの特別支援教育センターの規模の大きさには大変驚きました。

また、同じ系列の施設は、タイ国内で全部で12施設あります。

同期隊員や先輩隊員も同じ系列の施設に数名、派遣されています。

お隣のナコーンラーチャーシーマーという県にも第11特別支援センターがあり、先輩隊員が派遣されています。

12月に、タイミングよく見学に行くことができ、施設ごとの相違点や類似点などの確認もでき、今後の活動における自分の立ち位置も再確認できたと思います。

自分の施設も含めて、他の施設を見ることや、同じ目線の隊員と意見や情報交換をすることで、タイの特別支援教育の理解がより一層深まりました。

同じ施設への派遣されている仲間がいることは、本当に心強くて、有難い存在です。

今後も、横や縦のつながりを大切にしながら広い視野をもって活動を勧めていきたいと思います。

それでは、

サワディーカー

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