JICA海外協力隊の世界日記

とどけガーナ暮らし

日本語レッスン

Me ma mo aha!(メマモアーハ みなさんこんにちは)

本日は、週末に開いている日本語レッスンの様子についてお届けします!

着任当初から、「日本語を勉強したい!」と生徒から猛アタックを受け、前学期から定期的に日本語レッスンを開いています。

どの生徒も、やる気いっぱい。

特にアニメ好きな子は多く、ドラゴンボール、ナルト知ってるよ!

と、話しかけてくる子もちらほら…アニメは世界共通ですね。

あとは、日本の空手に興味を示す子も多いです。

テレビでたまに中国のカンフー映画がやっているからかな…?

ただ、その子たちに「日本はどこでしょう?」と

世界地図を見せて聞くと、インドの下を指さす子も多く…

(島国ということは認識されているみたいで、フィリピンあたりを指さす子が圧倒的に多かったです!)

トヨタ、ホンダ等のガーナ国内で有名な自動車企業も、日本の会社と意外と知られていなかったり。

遠くあまり知らない国だからこそ、身近に感じてもらったり、興味を持ってもらえるよう、

日本語レッスンの中では、日本の文化をちょくちょく伝えるようにしています。

先日は、お箸を使わせてみました。

ガーナでは基本的に食事は手で食べることが多いので、どうかなぁと思っていましたが、

意外にもみんな上手でした!

(ピーナッツでお箸の練習中)

ガーナでよく食べられている、インドネシア産のインスタントラーメンがあるのですが、

彼らは、「それを箸で食べれるよう練習してみる!」と、ウキウキしながら割り箸を持って帰っていきました。

また、ガーナ×日本人、と言えば…

日本の千円札にも描かれている、偉大な細菌学者、野口英世博士です。

彼はガーナの首都、アクラで黄熱病の研究半ばにして亡くなりました。

その功績を称えて、アクラのガーナ大学には、野口記念医学研究所が、

コレブ病院には、野口英世記念資料館があります。

今年6月が没90周年ということで、コレブ病院でガーナ日本人会主催、

ガーナ高校生100名による読書感想文コンテストが行われ、

当校の生徒20人を参加させました!

今回、野口英世博士の伝記マンガ(英語版)を貸して頂きました。

マンガを受け取った生徒は大興奮!

コンテストが終わった後、返却してもらうのにかなり時間がかかりました…(笑)

野口英世の生涯を読んで、

”貧しい中でも、障害があっても、ひたすらに努力をする姿に感銘を受けた”、

と書いてある感想文ばかりでした。

当高校の生徒の中には、医学部に進む子も多く、この伝記がたくさんの生徒に読んでもらえたらいいな、

という思いで、学校の図書館に置かせてもらうことになりました。

今後も生徒たちに、色々な文化、考え方を知ってもらうためにも

日本との交流行事に積極的に取り組んでいきます!

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