2017/12/18 Mon
活動 農業
冬の農場便り♪


クズ・ザンポーラ♪世界中の皆さん、こんにちは♪
日本も真冬の寒さが増していると思いますが、ブータンもまた朝晩の冷え込みが強く寒くなっております。
今回は冬の農場の便り♪と言うことで「農場の冬仕事」についての紹介致します♪
上の写真は秋に収穫したトウモロコシを天日乾燥させ、十分に乾いたトウモロコシを脱粒している作業の様子です。
大量に収穫する事が出来たトウモロコシは一袋が約30Kgの大袋で12袋弱作る事が出来ました。
ただ、これらの収穫で発生したトウモロコシの茎や葉等の残渣は全て有効利用をしようと言う事で進めており、トウモロコシの芯はブータンでは貴重な火を起こす為の薪として使い、茎や葉は一まとめにしてこちらも焼いて灰を改良材として、実をくるんでいた皮も同様に乾燥させて細かいチップ状にして、堆肥作りの資材にします。
これは、その大量に発生したトウモロコシの皮をチップ状にしている時の様子でこれらは後々、堆肥作りの為の資材となり、冬の土作りの作業の一つとなります。
これは農場内で落ち葉さらいをしている様子ですが、私の居る地区は針葉樹である松や杉が多く、落葉広葉樹は貴重なのですが、これらの木はかつてこの農場を開設した故 西岡京治氏が果樹の栽培を目的に植林した為、今でもその落ち葉を回収する事が出来るのです。
栗や柿、桃、林檎、梨の木の落ち葉を回収して、これらも来年以降の土作りの準備作業となります♪
こちらは今年の夏に仕込んでおいた、腐葉土堆肥の下層部と上層部を切り返している様子です。稲わらや雑草と牛糞をもとにしており、大きなサイズでまだそれぞれの形が残ってもいますが、順調に分解は進んでおり、計画では来年の春には完成し肥料として利用出来る予定です♪
この切り返し作業はとても大変な作業でも有るのですが、自身が作成をお願いして作った農具を従業員の皆さんが自然に問題無く使用をしていて、少し嬉しかったです♪


また、これは今年の秋に順調に成長している大根の畑の様子ですが、このままだとブータンの厳しい冬を乗り越えれない為、それまでの夏から除草作業で刈った大量の雑草を作物の被覆材として用い、大根に乾燥した雑草を被せていきます♪
この様に大根の圃場に乾燥させた雑草の山を置いていきます。この雑草の山を圃場に持って行くのも一苦労なのですが、これも来年の夏に良い大根の種が出来る為の大切な冬の仕事になります。
そして、この様に一畝毎に丁寧に枯草となった雑草を被せていき、越冬の為の準備して、完成させます。これと同じ事を同様にキャベツの圃場でも行い、冬を迎える事になります。


さらに、この写真は今年最後に種を蒔いたエンドウ豆が無事に発芽した時の様子です。
このエンドウ豆が無事に発芽するまではとても大変で、乾燥しやすいこの時期に1週間置きに水遣りを3~4日間かけて行っていました。
綺麗に整備したエンドウ豆の圃場に丁寧に水遣りを行い、約5カ月後には大きくなるのを楽しみにして、無事に成長をしていく事を祈りながら栽培管理する事になります。
そして、こられらの圃場は日本の土地とは違い、土壌の環境が悪く土壌の栄養不足と共に、大きな石も含めて圃場にはたくさんの石が有り、前々からその状況を改善したいと思っていたおり、今回、その石を従業員達とで約2ha分の土地の石拾いを行いました。
正直、従業員の手による石拾いでは表層の目に見える部分しか取れず、根本的な土壌の改善にはならないのですが、彼らに圃場がどう言う状態が良く、何故拾う必要性が有るのかが伝われば良いと感じ、少しでも自発的に圃場の石を拾う行動をとってくれる事を思い彼らと作業をしました。
この様に私達の住む地区は今の寒い時期ではマイナス5℃を下回る様な環境となり、その中でも日々私たちは、明日のブータン農業の要となる種子生産が滞りなく進む様に、寒い中でも「土作り」や「環境整備」、「越冬対策」等の冬仕事を進めており、時には上の写真に有る様に楽しく休憩を取りながらも変わらず、採種活動を行っていくことになります。
次回は年始早々に開かれる配属先の中間報告会議の様子を投稿したいと思います。
それでは、皆さん、良いお年を♪
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