JICA海外協力隊の世界日記

デリー下町生活

文化と芸術の殿堂 インド・ハビタット・センター

 私は、インドの伝統舞踊や伝統音楽を鑑賞するのが好きで、これまでに何回かチケットを買ってコンサートに行っています。今年に入って、ネットで素晴らしい施設を発見しました。それが、インド・ハビタット・センターです。

 敷地が広く、劇場やビジュアルアートギャラリー、図書館、リソースセンター、ラーニングセンター、円形劇場、会議場、宴会場、レストランなどがあり、建物はモダンでとてもきれいに管理されています。

 調べてみると、「様々な地域や環境関連分野で働く個人や機関を結びつけることを目的としている」と書かれていました。係の人に「政府の支援を受けているんですか?」と聞いてみたら、「支援ではなく、政府も関わっている(touch)」と言っていました。

 ここでは、ダンスや音楽の公演、美術展、写真展、演劇、映画など様々な催しものが行われるのですが、それらがほとんど無料で鑑賞できるのです。ダンスの公演は今月だけで10回もあり、音楽は9回あります。一体予算はどうなっているのだろうと思ってしまいますが、同センターの組織には、インド自動車工業会や全インド住宅開発協会、インド産業連盟などの団体がメンバーとして入っていますから、企業メセナ的に運営されているのかもしれません。

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 これはオリッシーダンス。素晴らしい踊りでした。姿勢がきれいで、手や体の動きの優美なこと。ため息が出るような踊りでした。

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 これはカタックダンス。くるくると回るのが特徴的なダンスでした。回ったあとピタリとポーズが決まるところがかっこいい。

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 こちらはバラタナティアム。バンスリ(横笛)、ムリダンガム(太鼓)と歌付きで、踊りも演奏も素晴らしものでした。30分近くも踊っていて息が乱れないなんて本当にすごい。また、演奏者は時折お互いに目を合わせて、楽しくてしょうがないという感じで演奏していました。素晴らしい時間でした。

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 シタールとタブラの演奏。息があっていて素晴らしい演奏でした。聴いている人は体を揺らしたり、時折「キャーバートへ(素晴らしい)」という掛け声を掛けたりして、会場が一つになっているような感じでした。

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 上は、インド西部マハーラシュトラ州に住む先住民族ワルリー族の絵画。下はデカン高原に住むゴンド族の絵画。現代絵画もありましたが、私的には先住民族の絵画の方が味があってよかったです。

 インド・ハビタット・センターまではアパートから1時間半くらいかかるのですが、質の高い舞踊や音楽の公演、美術展がタダとあっては行かないわけにはいきません。これからもどんどん観に行き、マイシアターにしようと思っています。

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