JICA海外協力隊の世界日記

赤い土に暮らして

新学期スタート

1年制の教員養成校で活動している。
1月頭に入学試験が行われ、260人弱の入学定員に対し、今年度の入学志願者は1688人。ポルトガル語、数学または英語と面接の試験が行われた。2月6日に入学試験の合格者発表がなされ、2月10日に保護者参加の入学説明会、2月13日から授業が開始された。授業開始までにあまり時間がなく、学校も生徒も慌ただしい。
・掲示されているクラス表を見間違えて、他のクラスの一員として2週間ほど過ごしていた学生。
・寮に入るものは年間3000MTを支払わなければならないが、卒業までに支払えば良い。だがある程度集まるまでは学校もお金がないため、生徒は毎日シマ(トウモロコシ粉)ばかりを食べている。
・制服の準備は3月までに行えば良く、それまでは私服で授業を受けてもよい。
・合格したものの入学手続きに来ない学生が数人いるため、引き上げ合格となった学生は2~3週間遅れて入学。
など、スケジュールは余裕がなく大変だが、アフリカらしく柔軟性があるなと感じる。

保護者参加の入学説明会は、体育館で行われるため、椅子運びなど入学する生徒自身が担いで準備。

真ん中の建物はこの町で一番大きなカトリック教会。左手の建物が私の活動先校。雨季だがいい天気に見舞われて、暖かに新学期がスタートした。これから10か月間、生徒とたくさん話したい。

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