JICA海外協力隊の世界日記

カメルーンから今日の1ページ

~手裏剣作り~小学校教育・藤本隊員の1ページ

みなさん、こんにちは。

現在カメルーンでは幼児教育・小学校教育・環境教育・体育・自動車整備・青少年活動・コミュニティ開発と様々な職種で21人の隊員が活動しています。

先日、首都ヤウンデの中心地から8㎞程離れたンコルビソン(Nkolbisson)という街で活動している荒川隊員(職種:幼児教育)藤本隊員(職種:小学校教育)の活動を見に行くことができました。

前回の荒川隊員(https://world-diary.jica.go.jp/okadasachiho/activity/post_9.php)の活動に続き、今回は藤本隊員の活動を紹介します。

藤本隊員の職種は小学校教育で主に小学校で情操教育に関する授業を先生に提案したり、実際に授業を行ったりしています。

今回伺った時は先生からのリクエストがあったそうで手裏剣作りの授業でした。

黒板に作り方を書き、実際に藤本隊員が子どもたちの前で作り方を説明しながらみんなで作っていきました。

まずは正方形の紙を作るところから。

多くの子どもがノートを破って使っており、定規で切ったり、舐めて破れやすくしたりと工夫していました。

その後、折ったり、2つのパーツを重ねたり、入れ込んだりと少し複雑な工程もありみんな試行錯誤。

私も手裏剣作りに参加。手裏剣の作り方を知らず、藤本隊員の説明を必死になって聞き、子どもたちと一緒に楽しみました。途中から教えられるくらいになったのでよかったです。

正方形がうまく作れなかったり、きれいに折れなかったり苦戦したり、「作って!」「どうやって折ればいいの?」「ここまでできたけど、次はどうすればいいの?」とみんなが一生懸命に取り組んでいました。
また、 様々な大きさで作ったり、色を塗ったりと、それぞれ個性がでていました。

藤本隊員は、「手裏剣作りを通して日本文化に触れ、図形、線対称や点対称の学び、手先の器用さにもつながるかな」と話してくれました。

自分の任地と違う場所・職種で活動する荒川隊員と藤本隊員の活動を通じて、先生との協働の大切さや子どもたちと一緒に学ぶ楽しさを感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

完成した手裏剣を嬉しそうに見せてくれた子どもたちの笑顔は私の目に焼き付いています。

それでは、今日は畑に行ってきます。

Bonne journée(よい1日を)

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