JICA海外協力隊の世界日記

カメルーンから今日の1ページ

「Exposition du Japon〜縁・えん・liens〜」~小学校教育・村上隊員の1ページ~

みなさん、こんにちは。

日本では梅が咲き始めている頃でしょうか。

先日(2月4日)、隊員の有志が日本を紹介するイベントを行いました。今回は、有志のひとり、村上隊員にイベントの様子や感想を届けてもらいました。

それでは、村上隊員の1ページ~

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こんにちは。小学校教育隊員の村上です。普段は,小学校を巡回し,音楽や図工の授業を教えています。

先日「Exposition du Japon〜縁・えん・liens〜」という隊員主催のイベントを開催しました。このイベントは,各隊員の任地にて「少しでも日本のことを知ってもらいたい。日本文化について紹介したい。」という隊員の想いから企画し開催することになりました。14人の有志の隊員が集い,約半年かけて,準備をしてきました。

1回目の開催地は,私の任地であるンコルビンソン。当日を迎えるにあたって,同任地の荒川隊員と共に中高生や任地の友人に宣伝をして回りました。

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私も,勤務している小学校8校を回り,小学生に宣伝をすると,子どもたちは私に会うたびに当日を楽しみにしてくれていました。

迎えた当日。何人来てくれるのだろうかと心配でしたが,なんと300人を超える人たちが来てくれました。開催を楽しみにしてくれていたのか,開催2時間前から会場に来ている子どもたちも多く,ゴミ拾いなど,一緒に準備も手伝ってくれました。来場者の多くは,小学生でしたが,学校の先生方や,近所のマダム,日本好きのカメルーン人など,たくさんの方々が来てくれました。

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↑会場のごみ拾いを手伝ってくれる子どもたち

私たちが準備したブースは,写真展,手裏剣ストラックアウト,お箸遊び,運動遊び,折り紙です。

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origami.jpegのサムネイル画像

どのブースも長蛇の列になるほどで,隊員だけでは手が足りないほどに大盛況でした。

そんな状況の中で,現地の友達が各ブースに助っ人に入ってくれ,なんとか運営することができ,とてもありがたかったです。

初めて見る日本の景色を写真に撮ってくれる人や,とても楽しそうに遊んでいる子どもたちの姿を見た時に,嬉しさが込み上げてきました。

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会場全員参加の◯×ゲームでは「ボンジュールは日本語で,ニーハオである。」や「日本では,生魚や生肉を食べる。」など,ゲーム感覚で楽しんでもらいながら,日本の文化について知ってもらいました。正解・不正解に関わらず,その後の解説を興味深く聞いているカメルーン人の姿も見られて嬉しかったです。

イベント終了時に行ったアンケートでは,8割以上のカメルーン人が「日本について知ることができた。」と答えてくれました。イベント名にも入っているように,日本とカメルーンの「縁」を繋ぐことができた有意義な時間になったと思います。今後も,活動や生活の中で,任地の人との異文化交流を大事にしていきたいです。

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村上隊員の1ページはいかがでしたか。

カメルーンに住む多くの方々が日本に興味を持ってくださったように、私ももっとカメルーンの事を知っていきたいと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

日本が恋しくなってきたため、今日はお味噌汁を作って温まろうと思います。

Bonne journée (よい1日を)

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