JICA海外協力隊の世界日記

カメルーンから今日の1ページ

農畜産品評会に行ってきました

みなさん、こんにちは。

先月(1219日~21日の3日間)カメルーン西部州の州都バフサムで農畜産品評会が開催されました。年に1度の大きなイベントで西部州の各地域から様々な農畜産物が出品され作物ごとに1位~6位まで順位がつきます。配属先(農業村落開発バンガンテ郡事務所)も毎年農家さんと協力し、上位を目指して取り組んでいます。

1日目に評価、2日目に表彰式、3日目は農作物販売のみとなっており、私の配属先は1日目と2日目に参加しました。

1枚目の写真は配属先事務所に集められた農作物を会場へ運ぶために積み込みを行っているところです)

mais.png配属先からは、約40名の農家さんが参加し、21品目(大豆・豆・さつまいも・プランタンバナナ・ジャガイモ・トウモロコシ・お米・ピーマン・唐辛子・トマト・カボチャ・スイカ・カカオ・パーム油・オレンジ・キャッサバ・ヤム芋・アボカド・パイナップル・玉ねぎ・コーヒー)が出品されました。

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結果は、トウモロコシとカカオが1位、スイカが4位と6位、オレンジが5位、豆が6位に入賞となりました。

評価は作物ごとにテントに集められ、州の農業事務所の方が行います。調理や試食などの味の評価はなく、主に大きさや形などの見た目が重視されているようです。普段マルシェ(市場)で見かける野菜よりも一回り以上大きいものをたくさん見かけました。

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農作物だけでなく羊や鶏、ウサギや魚などの家畜も出品されていました。モルモットやホロホロチョウ等マルシェやレストランのメニューでも見たことがないものも出品されていて、カメルーンでは様々なものが食べられていることを感じることができました。

2日目の表彰式の際にはそれぞれの順位に応じて賞品がもらえます。1位の場合はリアカー、長靴、肥料や鉈など農作業に大活躍のものがたくさん。

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肥料、コーヒーやハムなどの加工食品を扱う企業ブースがあったり、アボカドオイルや干し芋、ドライフルーツ等の販売もありました。

干し芋が甘くておいしかったです!一緒にいた農家さんには不評だったことと、マルシェでサツマイモは沢山見かけるのですが、干し芋にはなかなか出会えないので、カメルーンではあまり人気がないのかなと思いました。

また、品評会と並行して県ごとに販売ブースも設けられており、農家さんが農作物の販売も行っていました。
私はこちらで販売のお手伝い。

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2日間会場は終始多くの人で賑わい、農家さんは「今後はもっといいものを作っていきたい」と話してくださりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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1228日には任地(バンガンテ郡)から出品し入賞した農家さんの表彰式が行われ再度お祝いすることができました。

Bonne Journée(よい1日を)

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