JICA海外協力隊の世界日記

カメルーンから今日の1ページ

ンドレ(Ndolé)

みなさん、こんにちは。

カメルーンで生活をしていると、日本では食べたことがないものに出会うことがあります。

その1つにンドレ(Ndolé)が挙げられます。

ンドレはVernonia calvoana ともいうキク科の植物だと同僚に教えてもらいました。

私の周りではンドレと呼ぶことがほとんどです。

大きくなると2.3mに。挿し木で育ち、6カ月くらいで収穫ができるようになります。枝を切っても3カ月程で新たに生えてきてまた収穫できるようになり、特に何もしなくても自然と育ってくれるそうです。

IMG_8819.jpeg

↑蕾(白い花が咲きます)

一面ンドレ!のような畑はまだ見たことがありませんが、畑の隅や所々にポツポツとンドレが生えているところを見かけます。

雨季だと成長スピードが早くなるそうですが、通年収穫でき、食べられています。(地域によって差はあると思います)

ンドレは葉の部分を食べるのですが、そのまま食べると苦味が強く生食には向きません。しかしながら、お腹の調子が悪いときに葉っぱ1枚をよく洗ってから食べると、お腹の調子がよくなるとか、、、!?

植物自体をンドレと言いますが、このンドレとピーナッツペーストを一緒に煮込んだ料理もンドレと呼ばれています。

食べるのを躊躇してしまいそうな見た目ですが、ピーナッツの濃さと甘さがンドレの苦さを優しく包みこんでくれ、程よい苦味のあるおいしさで時々食べたくなるカメルーン料理です。

以前ンドレの収穫からンドレ(料理)の作り方まで農家さんに教えていただいたので、次回ご紹介したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Bonne journée (よい1日を)

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