JICA海外協力隊の世界日記

カメルーンから今日の1ページ

カメルーンで感じる日本

みなさん、こんにちは。

タイトルにした『カメルーンで感じる日本』。
任地で身近に感じる日本はやはり車です。走っている車の多くが日本車です。タクシーの運転手さんや車を持っている人から「日本の車はとってもいいよ!」と話してもらえることもあります。

さて、5月末から日本に関するイベントが続いていました。

任地で開催された南武道(NANBUDO)から始まり、隊員の有志で行った日本紹介イベントに在カメルーン日本国大使館主催の日本祭と盛りだくさん。

各イベントの様子を少しお伝えできたらと思います。

まずは南武道(NANBUDO)。

nanbudo.jpegのサムネイル画像

私は南武道を初めて知ったのですが、1978年に南部義尚氏によって創設された武道だそうです。

任地とその周辺地域にある南武道クラブが集まっての講習会(合同練習会)が3日間に渡って行われました。誰でも参加できるようでしたが、皆経験者ばかりで、ユニフォーム着用。

挨拶は日常で使われているフランス語の「Bonjour」ではなく「押忍!」でした。

「力だ!勇気だ!信念だ!」といった掛け声など日本語も時々聞こえてきました。経験者ばかりの中、1人新人の私でしたが、親切な指導のおかげでそれなりになじめたかなと思います。

nanbudo_obi.jpeg

また、ベテランの先生はカタカナで名前が書かれた帯を身につけ、30年近く様々な武道をしていると話してくださった方もみえました。

続いて、日本紹介イベント「Exposition du Japon〜縁・えん・liens〜」

小島隊員(青少年活動)、小松隊員(小学校教育)が活動しているバフィア(首都ヤウンデと私の任地バンガンテの中間付近の町)で2人の配属先の協力のもと行われました。 こちらは以前村上隊員が紹介してくれたイベントの第2回目開催です。今回は隊員7人が参加。

前回同様、手裏剣ストラックアウトやお箸体験、日本の風景写真展などを行いました。

印象に残っているのは日本に関するOui / Nonクイズ(○×クイズ)。

oui_non.jpeg

100人ほどの子どもが参加してくれていたのではと思います。押し合いにならないか心配になるほどみんな真剣に参加。日本に四季があることやお刺身・お寿司と生魚を食べることに驚いていました。解説も最後まで耳を傾けてくれ、興味をもってくれていました。

また、「ひらがな名前プレゼント」という企画もあり、習字で名前を書いたものを渡していました。書いてもらったものを子どもたちが大切そうに見せてくれたのも印象に残っています。

全体を通して500人近くの子どもたちが来てくれたようで、「こんにちは」と声をかけてくれる子どももいました。

最後は大使館主催の日本際です。首都(ヤウンデ)で行われ、隊員15名が参加しました。折り紙・書道・浴衣体験ブースが設けられ、各ブースに隊員が分かれました。私は浴衣の着付け係。

多くの方に来ていただけ、後半は汗だく必死になって着付けをしていました。

「素敵」「とっても良い体験ができた」「浴衣は涼しい」と様々な感想を伺えたこと、みんなの笑顔がキラキラしていて嬉しかったです。アニメが好きという人も多く、着付け後の撮影コーナーではアニメソングを何人かで熱唱している姿も!

他のブースも人気だったようで、終始会場は賑わっていました。

思っていた以上に日本に興味をもってくださっていたことと、特に漫画・アニメの力はすごい!コスプレをしている人もいて、熱烈なファン具合を感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

どのイベントでも貴重な経験ができ、参加できる機会をいただけたことに感謝です!

Bonne journée (よい1日を)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ