JICA海外協力隊の世界日記

ウガンダデイズ♪

*活動のフォローアップをしてみると...*

現在、ウガンダの学校は学期休み真っ只中!来週から新学期が始まる予定です~♪

学校が休みに入る前に行った活動になってしまいますが、今日はそれをご紹介していきます☆

それは…

「3月22日の世界水の日に合わせて開催したポスターコンペティション。

 その際に小学校へ配布した、手洗いタンクと石鹸はきちんと使用されているのか?!」

というフォローアップ

そんなわけで、抜き打ち調査に行ってきました!現状を知るべく、あえてのアポなし訪問です!!(´艸`*)

結果はいかに…!

まず手洗いタンクと石鹸を配布した3校について。

<1校目>

タンクが小さいから、教師用として教師のみが使用…。石鹸は使用している。(上の写真は、その学校のタンクと石鹸の様子)(たくさんの生徒がタンクを使用してしまうとすぐに壊れてしまうから…と校長先生は言っていました。)

→教師だけではなく、生徒も使用できるようにし、手洗いの習慣をつけるように出来ないかアドバイス。たとえば、曜日毎にローテーションを組み、どの学年の生徒が使える曜日か決めるなど。

<2校目>

保管方法は適切だけど、タンクの外側が汚い。石鹸はきちんと使用している。

→タンクを洗うように指示。そもそもの水が不衛生になってしまう。

<3校目>

タンクについていたはずのフタが無くなっている。石鹸が置かれてない。(石鹸も使っているわよ~と先生は言っていましたが、近くに見当たらず…(@_@;))

→フタの代わりとなるものを見つけること、配布した石鹸も置くように指示。

続きまして、石鹸のみを配布した学校は…

<4校目>

ポスターを描いた生徒だけに石鹸を配布して、自宅に持ち帰らせてしまった。

→石鹸を配布した際に、あくまで学校の生徒全員で使用するものと伝えたはず…と改めて説明。

<5校目>

担当の先生が不在で様子が分からず。

<6校目>

担当の先生が不在で様子が分からず。

という、なんとも微妙な結果に…。

「モノを渡す」だけではなく、「モノをどう使うか?」というところまで見届けることの大切さを、改めて実感しました…。

こうした気づきを、今後の活動に活かしていかなければいけないですね!

一方、手洗いタンクを受け取ったことがきっかけで、手洗いの重要性を認識してくれた学校も。

次学期の予算で、手洗いタンクを新たに自分たちで購入しようとしているなど、嬉しい発見もありました♪

今回の6校を対象に、今度は10月15日の世界手洗いの日に向けて、再び衛生啓発イベントを開催予定です!

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