JICA海外協力隊の世界日記

チェケ チェケ ホンジュラス

とうもろこし祭裏話

どれだけホンジュラス人に泣かされ、悔しい悲しい思いをしたことか。でもそれ以上に彼らの明るさに励まされ支えられ、そして助けられて無事にこれらのイベントを終えることができました。文化も習慣も価値観も異なるここホンジュラスで、文字通り駆け回った2か月でした。多くの人たちとつながって巻き込んで、このようなイベントをコーディネートする機会に恵まれたことに改めて感謝します。

とうもろこし祭実行委員会に「日本文化紹介」と「健康まつり」の企画提案に行ったのが7月上旬。今年のお祭りのテーマは「インターナショナル」ということで日本人のコラボレーションは歓迎され、ふたつ返事でOKをもらったのが7月中旬。お祭りの閉めである最終パレードにも参加して欲しいとの依頼をいただき「よさこい踊り」で参加することにしたのです。ところが、度重なるプログラムの変更と企画提案が複数に及んだために正確に伝わらなかったのか、できあがったとうもろこし祭のプログラム(第1版)に「日本文化紹介」の記載はなし。慌てて、実行員会に確認に行って変更をしてもらえたのが、8月上旬でした。本当に毎週のように実行委員会事務局に足を運び、確認、会議、確認…。実行委員会の方には、さぞ鬱陶しがられていたことでしょう。それだけしても、トラブルが発生しないことがトラブルというくらいのホンジュラス。やはり、数えきれないくらいの問題が次から次へと降りかかってくるのでした。でも考えてみれば、わたしたちにとってのトラブルは、本当に彼らにとってもトラブルだったのだろうか。良いことと悪いこと、正しいことと間違っていること、自分の価値観について考えさせられました。

気が付けば、任期の半分が過ぎていました。最近、やっとホンジュラスで生活している実感が湧いてきたというのんびりペースのわたしですが、残された時間を大切にしながら活動を楽しみたいと思います。

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