2016/02/12 Fri
文化 活動
常識と非常識のあいだ
ホンジュラスに来てから一年と半年が過ぎました。現地の生活にも慣れ、活動も問題なく進んでいるかといえば…なかなか思うようにはいかないものです。
先方にアポイントメントを取って、午前9時に同僚と一緒に訪問する。本当に簡単で些細な何でもないことなのに、ここではそれが上手くいきません。まず、同僚が(他の仕事を受けてしまい)時間に来ない。訪問先に行ってみたら、全員会議中。結果的にはいつも何とかなってしまうから不思議なのですが…焦って何もできないわたしと、平然と構えて笑顔でこなしてしまう同僚。
だんだんと見えてきた課題。活動の手段も増えて、問題や目標を共有できる同僚にも恵まれました。任期の終わりを意識するほど、気持ちばかりが焦って空回り。いつまでも、ここホンジュラス流の仕事スタイルに慣れない自分に落ち込む日もあります。
自分のなかの「当たり前」に悩み、わからなくなる毎日です。常識を疑い、様々な「非常識」を経験することが価値観を拡げてくれるといいますが、わたしがそれを実感できるようになる日は、まだまだ先のようです。
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