2022/05/08 Sun
文化 生活
ⅲ パラオの海洋保護
こんにちは、みなさん。
私は現在、海外協力隊でパラオにいます。
パラオには素敵な海があります。
この素敵な海でパラオの人たちは魚を獲っています。
パラオの人たちは魚は買いません。
多くの男の人は漁師なのです。
日本人が自家用車をもつように、パラオの男の人はボートをもっていて海に魚を「突き」に行くのです。
パラオの海では、たくさん美味しい魚が獲れます。
しかし、外国の船が近海に増え、魚が過剰摂取され、海が荒れました。
パラオは海の大半を禁漁区としました。
パラオの人たちは魚を獲ることで得られる利益より、海を守ることを選んだのです。
(パラオの人たちが自分で食べる魚を獲ることは許されています)
(写真はパラオのダイビングショップの中嶋千尋さんの提供です)
禁止されたのは魚を獲ることだけではありません。
サンゴ礁を傷つけるという理由で、日焼け止めも禁止されました。
(有害物質が含まれていない日焼け止めは使用可能です)
禁止されている日焼け止めの販売だけでく、持ち込みも罰金です。
そして、私たちが海外からパラオに入国するときに、パラオ政府に課せられることがあります。
この話は次回に続きます。
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