JICA海外協力隊の世界日記

ツカレナオース!!

ⅳ    パラオの誓約書

こんにちは、みなさん。

私は現在、海外協力隊でパラオにいます。

パラオには素敵な海があり、パラオの人たちはその海を大切にしてきました。

近年、観光客が増加し、パラオの人たちだけでは、その素敵な海を守り切ることが難しくなってきました。

例えば、観光客のなかにはカメを捕まえたり、サンゴを傷つけたり、ゴミのポイ捨てをする人がでてきました。

海を大切にしてきたパラオの人たちは、それを見て不安になりました。

(写真はパラオのダイビングショップの中嶋千尋さんの提供です)

そこで、パラオは「パラオ誓約」という文書を入国者のパスポートに押し、そこにサインを求めました。

私が入国するときにもパスポートにスタンプで「パラオ誓約」を押されています。

以下は誓約の内容です。

パラオの皆さん、私は客人として、皆さんの美しく ユニークな島を保存し 保護することを誓います。

足運びは慎重に、行動には思いやりを、探査には配慮を忘れません。

与えられたもの 以外は取りません。

私に害のないものは 傷つけません。

自然に消える以外の 痕跡は残しません。

誓約を破った時には、最大1億円以上の罰金です。

英語、日本語、韓国語、中国語を始めとした多言語でスタンプが用意されています。

たくさんの国の人たちに誓約が理解できるようになっているのです。

また、観光客だけではなく、パラオ人が入国するときもこの誓約書に署名します。

パラオ人にも自然を大切にする姿勢を求めます。

この誓約を作るときには子どもたちも参加したそうです。

国民が一丸となって自然を守るのです。

パラオは素敵な海を、未来に残す取り組みをしているのです。

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