2022/06/27 Mon
文化 生活
Ⅵ ペリリュー島 ②
(写真の提供はJack Linさん)
こんにちは、みなさん。
私は現在、海外協力隊でパラオにいます。
パラオにはペリリューという島があります。
私がパラオに赴任することを知った方に、そのペリリュー島には是非行って欲しいと言われました。
私はペリリュー島について調べました。
日本は太平洋戦争中にパラオを委任統治していました。
以前はドイツが統治していたのですが、第一次世界大戦後は日本が委任統治することになりました。
ペリリュー島には日本軍の大きな飛行場があり、アメリカ軍はその飛行場を狙って攻めてきました。
(コロール島は現在、私が住んでいる島です。ペリリュー島までは船で1時間弱です。ペリリュー島は南北9km、東西3km、周囲26キロメートルののサンゴ礁に囲まれた島です)
日本軍1万人。アメリカ軍5万人。どう頑張っても日本軍は勝てません。
当初、アメリカ軍は、2,3日でペリリュー島を占領できると考えていました。
日本軍は73日間抵抗を続け、最後に残った日本兵は34人でした。
私はペリリュー島の戦いを知りませんでした。
硫黄島の玉砕、ビルマの白骨街道の話は知っていましたが、ペリリュー島でこのような戦いがあったことは知らなかったのです。
写真は今も残るペリリュー島の飛行場跡。
滑走路の長さは1600メートル。
この話、次回に続きます。
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