JICA海外協力隊の世界日記

ツカレナオース!!

ⅶ   ペリリュー島 ③

(写真の提供はJack Linさん)

こんにちは、みなさん。

私は現在、海外協力隊でパラオにいます。

パラオにはペリリューという島があります。

太平洋戦争で1万人ぐらいの日本兵がこの島で亡くなりました。

民間のパラオ人は本島などに疎開しており、犠牲者はほとんどでていません。


ペリリューの戦いでパラオの民間人の犠牲はなかったのですが、疎開先の本島などには、アメリカ軍の空爆があったそうです。

昼間はアメリカ軍の飛行機が怖いので、ジャングルの中に隠れていて、夜にジャングルからでてきて、タロイモを獲ったり、魚を獲ったりしていたそうです。

この話は今もご健在のパラオの方から直接日本語で聞くことができました。

当時、パラオは日本によって委任統治されており、日本はパラオに学校を作り、日本語教育をしていたのです。

90歳以上のパラオ人のなかなには日本語を話すことができる方がおり、その方より当時の話を聞くことができました。

   (写真はペリリュー島に今も残る、太平洋戦争中に使われた戦車)

パラオは戦争でめちゃくちゃになりました。

私はパラオに赴任する前に、パラオの人たちは日本のことを良くは思っていないのではないかと思いながら赴任しました。

この話、次回に続きます。

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