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サモアでジャムは自分で作るべし!


 今回のテーマは、【食~家庭の味ココナッツジャム~】です。サモアでは、ココナッツが豊富に採れます。ココナッツは、ジュース、ココナッツミルク、油、器、燃料になったりと捨てるところがないと言われています。そこで、今回は第1回目で紹介したオカに続き、siamu popo(シアム ポポ)ことココナッツを使った料理ココナッツジャムをご紹介します。私はサモアでホームステイした時に、初めてパンにココナッツジャムを塗って食べました。これが本当に美味しくてとても気に入りました。しかし、作り方が分からず、自分で作るまではスーパーマーケットで小さなコンテナに入って7タラ(およそ350円)を購入していました。ある日、歯科スタッフと日本食やサモア食についてのお話をしている際に、私が「ココナッツジャムが好きだけど、いつもスーパーで購入してるんだよね。フレッシュココナッツミルクも手に入らないし。」スタッフ「ココナッツジャムはス-パーで買うもんじゃないのよ。値段も高いでしょ。フレッシュココナッツミルクなら明日私が作ってきてあげるわよ。」と言いました。翌日、本当にココナッツミルクをコンテナに入れて持ってきてくれました。そこで歯科スタッフのレシピ通りにジャムを作ることにしました。

 350mlのココナッツミルクに対して、1カップのブラウンシュガーを準備します。ブランシュガーを鍋に入れ、弱火で焦がさないように溶かします。水は入れないで下さい。

 およそ5分くらいで写真のようにブラウンシュガーがドロドロに溶け、キャラメル色になります。そこに、ココナッツミルクを少量ずつ足して、かき混ぜます。その後、レモンリーフを入れて香り付けをするために少し煮込めばココナッツジャムの出来上がりです。私はレモンリーフがなかったので、サモアのレモン(キーポロ)の皮を少しだけ切って入れました。日本ではレモンでも代用できますよ。「ジャムは自分で作るべし!」と言われ、サモアの母の味を手に入れました。翌日作ったココナッツジャムをパンに塗ってスタッフに味見をしてもらいました。一番始めにアップしている写真ができたてジャムです。「Manaia Tele Chie」上手に出来ていると太鼓判を押していただきました。とても簡単にできるので、日本の皆さんもチャレンジしてみてください。サモアの味を体験することができますよ。

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