サバーイサバーイlaos日記(大竹隊員は帰国しました)

RSS

大竹 恵実
栃木県

タイプ/職種
青年海外協力隊
助産師
派遣国
アジア
ラオス ヴィエンチャン市特別市
一言メッセージ
看護師3年、助産師5年の経験の後、青年海外協力隊としてラオスにやってきました。日本の医療との違いに衝撃の連続でしたが、ラオスの良いところに目を向け、“助産”というものを見直す良いきっかけとなっています。

 

協力隊経験を活かしたカンボジアの小学校での身体測定実施

2019.11.01

活動

サバイディ(ラオスのこんにちは) 現在、わたしが帰国後に、活動していNPO法人あおぞらの活動一環の御紹介とその際の協力隊経験の活かし方をご紹介できればと思います。 NPO法人あおぞらに関しては、世界日記のバックナンバー『帰国後の進路』で紹介しているので、良ければご覧ください(^^) 少し前にはなりますが、所属している団体、あおぞらの活動として、2019年8月31日から9月2日の3日間、カンボジア コンポントム州 ベン村のある グラフィス小学校に栄養に関する基礎調査へ行ってきました。 そのカンボジアの小学校では、身体計測が実施されず、栄養評価がなかなか難しい状況にありました。 そのカンボジアの小学校では、体重を計測したことがあっても、身長を計測したことない児童がほとんどでした。 団体の初の試みとして、小学生の身体計測(身長・体重)を実施しました。 しかし、身長計も体重計も学校にはありませんでした。 そこで思いついたのが、長さわかる紙を柱に貼りその線に沿って身長測定をすることです。そうすることで、安価で、継続して身長が計れると考えました。 次は…体重計。しっかりとした身体測定用の体重計がなくても、市場で使用する米や野菜を測る計りはありました。その体重計を使用し、計測に望みました。

『日本とは違い、物がない中でどう工夫する?』 これは、協力隊時代にも強く感じていた事でした。 その状況の中で、自分達の目指すものを達成させるにはどうしたらいいか?どうすべきか? 協力隊時代に たくさん考えてみたことでした。 そのような経験から 、今回のように、物を購入するという選択肢だけでなく、現地にあるもので対応できるアイデア・能力がついたと思っています。 次に問題になってくるのが『支援の継続性』です。 協力隊も任期は二年間と限られています。 そんな中で、自分達が居なくなったあとの継続性はどうするのか?現地の人と話したり、試行錯誤していきます。 今活動している団体は、日本を拠点にしており、このように事業地に赴いて活動するのは長くても3日程度です。 協力隊時代には、毎日現地にいるため、とことん現地の人と向き合い、方法を一緒に考え、『現地の方ができる方法』を一緒に模索してきました。 しかし、日本を拠点にし、出張ベースで現地に赴く活動方法では、短時間でのアプローチも必要になることも余儀なくされます。 しかし、協力隊の時に私が感じた継続性において一番大事なことは、 ①現地の人が続けられる方法 ②現地の人がその方法に合意し ている ③現地の人が必要性を感じ、やりたいと感じている、 の3点であると感じていました。 そのため、今回の訪問でも現地の先生とよく話し合い、 私達の支援が今後、小学校での継続が可能になるよう、生徒の整列や、用紙の記録などは、カンボジアの小学校の教員の皆さんにお手伝いいただきました。

協力隊の時とは違い、短期間での訪問、関係性作り。 もどかしい部分はありますが、形が違えど、国際支援において私自身は協力隊時代に培ったブレない芯は持ち続けたいと改めて感じました。 今後も現地の方が自ら続けていける方法を大切にしながら、支援国のために何が自分達に出来るのか、考え続けていきたいと思います。 最後まで、読んでいただき、ありがとうございます。