サバーイサバーイlaos日記(大竹隊員は帰国しました)

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大竹 恵実
栃木県

タイプ/職種
青年海外協力隊
助産師
派遣国
アジア
ラオス ヴィエンチャン市特別市
一言メッセージ
看護師3年、助産師5年の経験の後、青年海外協力隊としてラオスにやってきました。日本の医療との違いに衝撃の連続でしたが、ラオスの良いところに目を向け、“助産”というものを見直す良いきっかけとなっています。

 

第2回JOCV ×あおぞら新生児蘇生法講習会

2019.11.23

人 活動

サバイディ。(ラオス語の、こんにちは。)

少し遅くなってしまいましたが、報告させてください。

10月21日、ラオスのサイニャブリ県ケンタオ郡病院での 第2回JICA海外協力隊(JOCV)×NPO法人あおぞら新生児蘇生法講習会を行ってきました。

今回の講習の様子は、JICA ラオス公式Facebook ページに開催地の南野隊員の記事が掲載されているので、お時間が許せば、是非ご覧ください。

https://www.facebook.com/1543550082576549/posts/2393830584215157/

この講習会は 、ラオスで活動するJOCVの配属先の病院でNPO法人あおぞらが現地医療スタッフと JOCV と協働して、ラオス人医療者に対して新生児仮死の赤ちゃんを救うための講習会を行うものです。

第1回目は、私がJOCVだった時の配属先、パークグム郡病院で行なわれました。

当時、現地で活動をしていた際には、自分がどんなに正しいことを教えても、自分が間違ってないのに…と思ってしまい、なんだか一向に現地医療スタッフとの溝が埋まらない時期がありました。 『わたしが、こんなに頑張っているのに、どうしてわかってくれないの。』と独り善がりな考えなうえに、誰にも認めてもらえないと思ってしまい、なんの成果も出せないと一人、悩んでしまっていました。 しかし、JOCVとNPO法人あおぞらとで協働し、講習会を実施する中で 『生まれてくる新たな命をこの手で救いたい。』 という医療スタッフの想いは一緒なんだということに気付かされ、現地スタッフの想いに寄り添いながら活動していくことの大切さに気が付きました。 そして、誰かと一緒に同じ目標に向かって進むこと。 その素晴らしさを実感しました。

JOCVは誰一人として、『あの国に行ってきなさい。』と言って派遣される人は居ません。

100%自分の意思で途上国に一人で派遣されます。 言わば、自主的な行動を選択したーつの集団です。 おそらくそのようなコミュニティはなかなかないのでは思います。

しかし、現実 に活動を開始すると、その道のりは想像以上に険しく、挫折したり、心が折れそうになることは多いのも事実です。 私自身もそうでした。 でも、そんな生活の中でも、一筋の光が差し込みます。

だれかが、どこかで“世界がちょっとでもよくなるように…”と。そういう同じ想いを強く感じた時です。

協力隊は 年齢も職種もバラバラ。 個性も強い。 いいことばかりじゃありません。 ぶつかることもあります。 しかし、私は協力隊経験を通して、同じ想いを持っているんだと強く感じる人たちと出会うことができました。 そして、こうも思うようになりました。

『違うことは素晴らしい。』

『自分にないものは、誰かに補ってもらえばいい。』

こんな想いにさせてくれた仲間に出逢えたことは私の人生の財産だと思います。

「一人でも多くのこの世に生まれてくる赤ちゃんの命を救いたい。」 「お母さんと赤ちゃんと家族を笑顔にしたい」 こんな想いに賛同して、今回の講習会には、ラオスの現役の医療隊員はもちろん、その他、医療関係ではないJOCV、一緒に帰国した同期JOCVが集結しました。

なにも命を救うためには医療者だけが必要というわけではないんだな。 いろいろなひとの力が合わさって、すごい力になることを感じました。

今回の講習会を企画した南野隊員はもちろん、講習会に日本から来てくれた同期隊員、現場で頑張り続けている後輩JOCV、講習会の撮影、動画作成を担当してくれた非医療隊員の同期JOCV、いつも私たちの想いに寄り添い、コーディネートしてくれたJICAラオス事務所の調整員さん、NPOあおぞらのメンバー。

そして、講習会に参加してくれた現地医療者。 様々な立場、関わり方で自分の得意な事を活かして関われる講習会であったと思います。 みなさんと協力して手を取り合いながら前に進めて、本当に感謝の思いでいっぱいです。 また今回の講習会では、第一回目と違い、現地の医療者がメインとなって講義する場面もありました。

この新生児蘇生法講習会がラオスで継続されることでブラッシュアップされていくこと、そして、現地スタッフが主役になり、その支援をし続けていけるような関わりができたらいいなと改めて感じました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。