JICA海外協力隊の世界日記

大きいブラジルの小さい街から通信

みんなの広場 老人クラブ

 着任当初から、ツパン文化体育協会の老人クラブに参加しています。なぜなら、60歳以上という参加規程を満たしているからです。

 老人クラブは、毎月一回、日曜日に文化体育協会の会館で開かれます。会の始まりは、この地で亡くなった日系人の方々への敬意をこめての黙祷です。その後、写真に載せた老人クラブの歌をみんなで歌います。いつ頃から歌われているのか聞いていますが、現在のところ、「だいぶ以前、○○さんが会長の時にはすでに歌われていた。」というアバウトな回答しか得られていません。引き続き聞き取りをしていこうと思います。

 写真のお二人は96歳と100歳です。戦前生まれのお二人のライフヒストリーをいつかゆっくりお聞きしたいと思っているのですが、なかなか時間がとれません。なんとか、任期が終わるまでには実現させたいと思っています。

 クラブでは、その月の誕生日の人を祝うコーナーがあります。今回は私の名前も呼ばれました。恒例どおり誕生日を迎えた人一人一人にお供え餅がプレゼントされました。

 蛇足ですが、この老人クラブで声掛けをして、現在、日系人高齢者クラスを上級者クラスと中級者クラスそれぞれ月一回開いています。クラスでは、俳句を作ったり、それぞれの参加者の方の日本でのルーツとなる地や今度の日本旅行で訪問する場所などを一緒に調べたりしています。

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